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原油価格、乱高下の謎を解く【言論アリーナ】
GEPR編集部 アゴラ研究所の運営する映像コンテンツ言論アリーナ。6月24日はエネルギーアナリストの岩瀬... GEPR編集部 アゴラ研究所の運営する映像コンテンツ言論アリーナ。6月24日はエネルギーアナリストの岩瀬昇氏を招き、「原油価格、乱高下の謎を解く」という放送を行った。 岩瀬氏は元三井物産に勤務し、石油ビジネスにかかわった。アゴラの寄稿者でもある。(岩瀬氏のブログ)今年6月に文藝春秋社から3冊目の著書『原油暴落の謎を解く』を出版した。価格決定のメカニズムを解説する内容だ。(写真は岩瀬昇氏(右)と司会の石井) 1・原油価格は市場で決まり、需給が影響する。14年の急落の主因は供給過剰であったため。 2・世界最大の産油国のサウジアラビアは、「価格は市場が決める」という態度。生産調整は、条件が整わない限り踏み出さないだろう。 3・原油価格の将来は予想できないが、傾向は判断できる。現状は、供給過剰感は解消しつつあるが、上昇と下降、双方の材料がある。 以下は内容の要旨。 原油価格を誰が決めるのか? 石井