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『間違いだらけのアパレル業界 交差比率を信じるな』
小売りビジネスの論点 河合拓のブログ 多くのアパレル・小売企業の改革を行ってきたコンサルタントの河... 小売りビジネスの論点 河合拓のブログ 多くのアパレル・小売企業の改革を行ってきたコンサルタントの河合拓による寄稿 FRI Magazineの簡易版 「アパレル村」の住民は、昔からのセオリーをいまだに信じ、またそれが原因で業績を悪化させているケースが山のようにあります。その一つは「交差比率」という指標でしょう。私もコンサルタントになって最初の年にこの指標を教えてもらい首を傾げていました。 交差比率というのは、商品粗利が何回転したかを表す指標で、粗利が高いか、商品回転率が高いかによって指標は改善する。つまり、儲かることと、儲かる頻度が増えるわけですから、この指標を疑う人は一人もいないということになります。 それでは、コンサルタントになりかけだった私が持った違和感はなんだったのでしょうか。当時、商社でアパレル企業のOEMをやっていた私は、このQRという考え方にいつも苦しめられていました。同じよう