緊急事態宣言の漫画家への影響 - 桜庭あさみのつぶやき

この1月に2回目の都内の緊急事態宣言が出て、まだ都内では1500人も感染者がでている中、私はあいかわらず締め切りに追われる日々で部屋に閉じこもりであまり変わらない日々なのですが、やはり周囲の漫画家さんや私にもちょびちょびと影響はあります。 ①デジタル制作、アシスタントさんの在宅システムへの移行 自宅ではコロナ対策万全でも、来てもらう途中の交通機関での感染も心配をしなくてはなりません。 編集部の方も大変だろうと、デジタルでの入稿を考えていらっしゃる漫画家さんもいます。 ②発売された単行本が本屋で売れない 初連載でまだあまり知られていない漫画家さんは、ネットの通販より本屋のほうが売れるのに、本屋に行く人が減って売れない。 連載存続の危機になります。 ③緊急事態宣言がでるタイミングで大手出版社が、大量に漫画を無料にする巻を増やすので供給過多 「在宅の方が増えるので、漫画を読む方が増えるのでは？」

[asamiouba]

新型コロナウィルスの感染拡大で、緊急事態宣言の影響は思わぬところでじわじわと出ています。もっとご苦労されていらっしゃる方はいっぱいいらっしゃると思います。一緒にがんばりましょう～！！