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この連載ではおなじみのキャラクター「明日来子さん」に右側からライトを当ててみた。左がIC-Lightを適用したもので、右がオリジナル。環境はWebUI Forge用の拡張機能を使用 5月8日に、「ControlNet」など画像生成AI関連の著名研究者であるイリヤスフィール(lllyasviel)さんが発表した「ICライト(Imposing Consistent Light、印象的な一貫的なライト)」が盛り上がりました。入力した画像をもとに、後から指定した照明効果を踏まえた画像を生成する技術です。 画像生成AIで照明効果がつけられる「ICライト(IC-Light)」 発表された学習済みモデルは、「ライトを指定すると、キャラクターのデータに合わせてテキストのプロンプトに合わせて独自に背景を生成するもの」「キャラクターとライトの影響を加味して、別の背景画像と合成するもの」の2種類があります。これ
中国のガジェットレビューの質が格段に上がっている 中国ブランドのガジェットがどんどん日本で買えるようになっている。そこで日本で売られる商品のレビューと、中国の同等機種のレビューを見ていると、どうにも中国のレビューがすごく良くなっていることに気づいた。日本のほうがスゴい、酷いという比較をする意図はない。あくまで中国のレビューは中国のレビューで有用になったと解釈してほしい。 近年こそ筆者はガジェットレビュー記事をあまり書かないが、2000年代は中国の物価が安かったことから、さまざまな中国製ガジェットを購入して自腹レビューしていた。自腹レビューなのは、原稿料でも十分に元が取れるほど安かったというのもあるし、中国の各メーカーが外国人の取材を受けることに慣れてなくて、そもそも対応してくれなかったというのもある。 当時の中国における製品レビューは日本のレビューに比べ、どれも比べ物にならないほど内容が貧
「ビデオカードがある時にマザーボード側の映像出力に繋ぐ」のは 今でもNGなのか? PC初心者がデスクトップPCを設置する時にやりがちなミスの1つとして、「ビデオカードがあるのにマザーボード側(オンボード側)にディスプレーを接続する」というものがある。 これをやってしまうとディスプレーに映像が出ない、あるいは映像が出たとしてもゲームのレンダリングがCPU内蔵GPUで行われてしまい、ビデオカードは休んだままになってしまう、というものだ。こういったトラブルを防ぐため、ビデオカードを装着したBTOメーカー製PCではオンボード側の映像出力がシールで封印されていることもある。 ビデオカードを搭載したBTOメーカー製PCでは、マザーボード側のHDMIやDisplayPort出力に使用不可であることを知らせるシールが貼られていることも多い しかし、このような古の教えはハードやソフトの発展で乗り越えられるよ
VAIOといえばタワー型という人も多い かつて、ソニーのパーソナルコンピュータの代表格だった「VAIO」といえば、どちらかというとモバイルを主体としたノート型のほうが印象が強いかもしれません。 ところが2000年前後にはアナログ時代のAV機器が、PCのパフォーマンスの向上によって一挙にデジタル化の波を受け、なんとも魅惑的なデスクトップVAIOたちが登場しました。その代表格が、“R”の冠を持つマイクロタワー「VAIO Rシリーズ」です。 テレビにも音楽にも強かった「VAIO Rシリーズ」 「PCV-R70TV」はTVチューナーを内蔵、かつMPEG-2リアルタイムエンコーダーボードを搭載、「Giga Pocket」というアプリを使ってTV番組を予約録画できたり、再生や編集ができたのです。20GBのHDDに、MPEGで圧縮することで高画質モードで約4時間24分、標準モードで約8時間41分、ビデオ
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データブリックスは、2024年5月22日、事業戦略説明会を開催。“データとAIの民主化”を推進する、同社の「データ・インテリジェンス・プラットフォーム」の詳細と今後の展開について説明した。 データブリックス・ジャパンの代表取締役社長である笹俊文氏は、「これまでAIは要素技術だと捉えられてきたが、データの利活用の用途がBIだけではなくAIにまで拡がってきた。データブリックスは、企業がデータとAIをいかに駆使していくかを支援する企業だ」と説明する。 データとAIの“真の民主化”を実現する「データ・インテリジェンス・プラットフォーム」 データブリックスは、データウェアハウス(DWH)とデータレイクを組み合わせた“レイクハウス”を最初に提唱したパイオニアとして、データとAIを活用するのに最適化されたプラットフォームを提供している。 非構造化を含むあらゆるデータをデータレイクに集約して、ガバナンスを
ホープリヴスは5月14日、生成AIでモデル撮影の時間とコストを削減できるサービス「アイファモ」を開始した。 本サービスでは、クライアントから送られてきたトルソーやマネキンに着用された製品画像から、実際の人物が着用しているかのようなリアルなビジュアルをAIにより生成。 また、クライアントのニーズに応じたカスタマイズも可能。自社専属のAIモデルの生成依頼や、異なるポーズや背景での画像生成もスピーディーに対応するという。
5月、Apple Eventからスタートしたスマホやタブレットの新製品発表ラッシュはGW明け2週目まで続き、仕事しては少々ヘビーな感じでした!(PCではSnapdragon搭載機も大量に登場してますね……) まあ、編集部としてはネタ枯れ状態よりははるかにいいんですけどね!
ティアフォーは5月20日、従来のタクシー配車が困難な時間帯および経路を対象に、自動運転レベル4水準のロボットタクシーによる新たな移動サービスを提供することを発表した。 同社は、自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」を開発し、Autowareを用いた自動運転システムの手本となる複数のリファレンスデザインを構築してきた。これらのリファレンスデザインを種々な車両に適用することで、共通のソフトウェアプラットフォーム上で複数の運行設計領域を定義できる。 また、ロボットタクシーの技術検証用途としてタクシー型リファレンスデザインを適用した「JPN TAXI」車両は、東京都お台場や西新宿といった交通量の多い走行環境に対しても、運行設計領域を定義できる水準に達しているという。すでにバス型リファレンスデザインを適用した複数車種が、全国各地の自治体および公共交通へ導入されている。 これらの実績
「今回はグーグル、えらくフォーカスが絞れているなあ」 米・マウンテンビューのグーグル本社に近いイベントスペース・Shoreline Amphitheatreで「Google I/O 2024」の基調講演を聞きながら、筆者はそんなことを考えていた。 Google I/O初日の基調講演は2時間ある。いつもなら複数のテーマに分けて新機能・新製品が発表されることになるのだが、今年ははっきりとした軸が1つあった。それはもちろん「Gemini」だ。 同社のコア技術であるGeminiにフォーカスし、あらゆる製品とサービスにGeminiを活用することを「The Era of Gemini」としてアピールした。 そこで発表された技術にどんな意味があったのか、改めて分析してみよう。 一気にグーグルは「Gemini一色」に Geminiの存在は昨年のGoogle I/Oで公表されたものだ。Google I/O
柔らかくて加工しやすく、コスト面や入手性でも優れていることから、工作では木材やプラスチック類を使いがち。しかし、強度の面では金属のほうが高く、全部は無理でも、せめて一部だけでも金属を使いたい、と思うシーンは多々あります。 とくに、直角に曲げた金属板の強度は高く、ケースに使えば曲げや捻じれ、押しつぶしに強くなります。また、フレーム部分だけでも金属板が使えれば、全体の剛性を高めやすいでしょう。 とはいえ、加工のハードルは高め。比較的加工しやすいアルミの薄板でも、手で曲げようとすればどうしても角が出ず、歪な形になってしまいます。万力(バイス)で挟んでハンマーで叩けば多少はマシになりますが、叩き跡が残る、波打ってしまうなど、見た目が犠牲になりがちです。 とくに、小さな部品を金属板で作ろうとすると、それなりの加工精度が必要となり、歪みが無視できません。 そんな比較的小さい金属板の曲げ加工をするのに便
AIスタートアップのストックマークは5月16日、ハルシネーションを大幅に抑止した1000億パラメータ規模の大規模言語モデル(LLM)「Stockmark-LLM-100b」を公開した。 ハルシネーションを大幅に抑止 同モデルは、公開されている既存のモデルを用いずフルスクラッチで開発されており、1000億パラメーター規模のサイズは国内最大級となる。 事前学習に用いられたデータは、独自に収集したビジネスドメインの日本語データが中心となっており、日本語・ビジネスドメイン・最新の時事話題に精通しているうえ、ハルシネーション(幻覚とも呼ばれる、AIが根拠のない嘘を出力する現象)を大幅に抑止することに成功したという。 また、同モデルは商用利用可能なモデルとしてオープンソース(MIT License)で公開されており、誰でもダウンロードして利用できるようになっている。 各種ベンチマークで高性能 同社が独
OpenAIが2023年7月に結成した、超知能(スーパーインテリジェンス)の制御と安全性の確保を目指す「スーパーアライメント(Superalignment)チーム」を率いていたイリヤ・サツケバー氏、ヤン・ライケ氏が相次いで退社を発表、ライケ氏は「安全性が製品開発より後回しになっている」と同社をXの投稿で批判した。 サム・アルトマンCEOの解任騒動以来混乱が続くOpenAI首脳陣だが、サツケバー氏を中心とした「慎重派」がほぼ一掃された形になる。 計算リソースの20%を投入し4年以内の解決を目指す 2023年7月5日、OpenAIはAIが人間の意図に従うようにするための科学的および技術的な突破口を見つけることを目標にした「スーパーアラインメント」チームを結成。サツケバー氏とライケ氏が共同リーダーを務め、計算リソースの20%を投入、4年以内にこの問題を解決すると宣言されていた。 中心人物2人が同
海外サイト「Android Authority」は5月13日(現地時間)、グーグルが「Pixel」スマートフォンでChromium OS(Chrome OSのオープンソース版)を動作させる方法を開発していると報じた。 同サイトによると、グーグルはAndroid OSに搭載されている「Android Virtualization Framework(AVF)」を利用し、Androidデバイス上でChromium OSを動作させる方法を開発。公式なサポートの提供も始めているという。 さらに同社はパートナー企業に対し、本件に関する技術デモを実施。特別にビルドされたChrome OSが、Google Pixel 8に接続された外部ディスプレー上で動作する様子を公開したとしている。 本件に関してグーグルは公式な発表をしていないため、同社の意図はわからない。 だが、一部のAndroidタブレットでWi
2024年5月12日よりドイツのハンブルグでISC24が開催され、この2日目になる5月13日にTOP500の最新リスト(2024年6月版)が公開された。結論から言えば、引き続きAMDのFrontierが1位を堅持。これで5期連続での1位となった。Auroraは大きく性能を伸ばし、こちらもRmax(実効性能)で1EFlopsを超えたものの、Frontierを超えることはできず、2位に終わった。まずはこのあたりから説明したい。 Auroraの理論性能は1980.01PFlops ダイナミックに動作周波数を下げて電力効率を上げる 2023年11月に初ランクインした際のAuroraの詳細は連載746回で説明したが、おおよそシステムの半分を稼働させた段階で実効585.34PFlopsほど。消費電力は24.687MWと発表されていた。 コア数は474万2808で、この際の構成は5439ノードと筆者は推
生成AI界隈で話題になっているAIサービス「Dify.AI」がなかなか面白いですよ。Dify.AIは、スタートアップの米LangGeniusが用意している大規模言語モデル(LLM)用のWebUI環境を利用して、いろいろなシステムを組み込むことで、プログラムを書くことなく簡単にチャットbotなどのネイティブAIアプリを開発できるサービスです。 Difyは大きく「チャットボット」、「エージェント」、「ワークフロー」の3つの機能に分かれており、簡単なチャットボットから、複数のLLMを組み合わせた複雑な動作をさせるように設計するものまで、多様なアプリを開発することが可能です。ChatGPTから、Claude 3、Geminiなどの主要なLLMをAPIから呼び出すことができるので、それらを組み合わせてサービスを作ることも可能です。例えばOpenAIのAPIキーを生成してDifyに入力すると「GPT-
Google I/Oで発表された「Gemini○○」 いっぱいありすぎてワケ分からん問題 5月14日(現地時間)にグーグルが開催した開発者向けカンファレンス「Google I/O 2024」では、同社のAIであるGeminiに関連する技術が山程発表されました。正直、ここで発表された「Gemini○○」と名付けられたサービスや技術が多過ぎて、一般の人にはなんだかよく分からんという状態になってしまっていたような気がします。 まあ、元から技術者向けのカンファレンスなので一般の人がどうしても理解しなければいけない内容でもないのですけど、たとえ一般人であっても、あのグーグルが何を考え、次に何をしようとしているのか知っておきたい、と思っても不思議はないでしょう。そこで本稿では、「Google I/O 2024」で発表された内容を、私と同じくらいの一般の方に向けてキーワードごとにちょっとずつ解説してみよ
kintoneユーザーによる事例・ノウハウ共有イベント「kintone hive hiroshima vol.1」が広島で初開催された。今回は、4番目に登壇した大原美術館の玄馬寛子氏のプレゼン「新生大原美術館 やってみよう」をレポートする。 美術品を守るために始めたパートナー制度、管理するためのkintoneは解約寸前だった 大原美術館は1930年に岡山県倉敷市に設立され、日本で初めて近代西洋美術を展示した私設の美術館となる。創設者はクラレやクラボウ、中国電力、中国銀行などの社長を務めた実業家である大原孫三郎氏。自身がパトロンとして支援し、設立前年に死去した洋画家・児島虎次郎氏の収集した美術品を展示するために開館された。 初期の代表的なコレクションには、モネの「睡蓮」、エル・グレコの「受胎告知」など超有名な作品がある。「水連」は児島氏が直接モネのアトリエに出向き、画家のモネ本人と直談判して
モトローラから、SIMフリーの全部入り新ミドル機「motorola edge 40 neo」が5月24日に発売される。FeliCa&防水&高リフレッシュレートの有機ELと国内のユーザーが求める機能をしっかり備えつつ、魅力的なデザインに8mm弱/約170gの薄型軽量筐体という美点も持つ。 詳しいレビュー記事は後日予定しているが、まずはスペックと外観写真を中心に、その特徴を紹介していこう。 motorola edge 40から一部スペックを変更しつつ、より安価に PANTONEカラーに染められた背面が美しい motorola edge 40 neoという製品名からもわかるように、本機は昨年リリースされた「motorola edge 40」から、一部スペックを変更し、価格も安価になったリフレッシュ版と言える。 6.55型有機ELと比較的大型のディスプレーを搭載しながら、横幅は約72mmで、さらに
フリーソフト「Clibor」で Copilotのプロンプトを手軽に管理、入力する方法 Bing CopilotやWindows Copilot、Microsoft 365 Copilotなどを利用する際、プロンプトで指示や質問を入力する。プロンプトは書き方によって出力のクオリティが左右されるので、いいプロンプトを見つけたら取っておいて再利用したいところ。 とは言え、テキストファイルやExcelファイルにコピー&ペーストし、利用する際にいちいちファイルを開いてコピー&ペーストするなど手間がかかり過ぎる。そこで、お勧めなのがクリップボード履歴ソフト。今回は、無料で利用できる「Clibor」で生成AIのプロンプトを手軽に入力する方法を紹介する。 まずはCliborの公式サイト経由でVectorもしくは窓の杜から「Clibor」をダウンロードしてインストールしよう。「WindowsによってPCが保
Google I/Oでひっそりと語られたKDDI「Googleメッセージ」採用 グーグルは5月14日(現地時間)、本社近くの屋外シアターにおいて、開発者向けイベント「Google I/O 2024」を開催した。 初日の基調講演は「AI一色」。昨年はOpenAIによるChatGPTショックにより、グーグルのとしてかなりまとまりのないAI戦略を語っていたが、今年は「Gemini」を中心にしたAIにおける戦略を2時間弱、語り続けるという内容だった。 本来のGoogle I/O基調講演であれば、Androidの新バージョンを披露するといった内容が盛りだくさんのはずであったが、今年はあえてAndroidのアップデートの話は2日目に先送りして、徹底的に「Gemini」にフォーカスしていたのが印象的であった。 そんななか、Androidにおけるメッセージサービスについて、ひっそりと語られたニュースがある
5月14日未明に発表された超絶高性能化したChatGPTの新バージョン「GPT-4o」は、無課金勢にも開放されると聞いて大喜びしたはいいけど、「なんか俺のChatGP、前のまんまなんだが……」というあなた。実はもうあなたも、すでにウワサのGPT-4oを使えるようになっています。 とはいえ、ちょっとばかり確認の仕方が分かりづらいので、簡単に解説しようと思います。 実はこんなとこにある無課金ユーザー向けのモデル選択 まず、いつものようにChatGPTのサイトにアクセスします。まだアカウントも持っていないよって方は、ここでは詳細は省きますので、どこかの情報を参考にしてちゃちゃっと作ってください。 ChatGPTのサイトにアクセスすると、下のような画面になるかと思います。
「Intel Baseline Profile」によるパフォーマンスの違いを検証する インテル製CPUは複数のブースト機能(Turbo Boost/TBM 3.0/TVB)を利用してクロックを引き上げることでパフォーマンスを出すよう設計されているが、そのブーストをどの程度維持できるかというパラメーターがある。第12世代のインテル Coreプロセッサー以降はPBP(Processor Base Power)やMTP(Maximum Turbo Power)と呼ばれるものであるが、マザーボードのBIOS設定内ではそれぞれPL1、PL2とも呼ばれている。 インテルの公式スペックではPBP (PL1)<MTP (PL2)となっているが、現実のマザーボード、特にパフォーマンス志向の強いZ系チップセット(Z690/Z790)を搭載したモデルではPBP=MTPが推奨値となった。 しかしこれまでの慣例から
青森県三沢市で米の卸売りを手がけるKAWACHO RICE(カワチョウライス)と地元のクラウドインテグレーターのヘプタゴンは、AIで米の銘柄を判定する「RiceTag」で特許を取得した。RiceTag実現までの流れと検査員の精度を実現するための試行錯誤について、KAWACHO RICEの川村航人氏と共同開発したヘプタゴンの立花拓也氏、外舘大輔氏に話を聞いた。 実際に米の銘柄判定をやってみた KAWACHO RICEは、青森、秋田、岩手などの米の卸売りを手がける。別会社でペットボトルライス「PeboRa」や直営店なども手がけているが、事業の基本は小売店やメーカー、商店、飲食店などへの米の卸売りだ。まずは今回KAWACHO RICEとヘプタゴンがチャレンジした米の銘柄判定について見ていこう。 米の銘柄判定は納品された米をランダムに抜き出し、専門の農業検査員が品質と銘柄をチェックしていく検査工程
グーグルは5月14日(現地時間)、有料プラン「Google One AIプレミアム」(月額2900円)のユーザー向けに、最新の大規模言語モデル(LLM)「Gemini 1.5 Pro」を導入すると発表した。 Google One AIプレミアムはGoogleフォト、Googleドライブ、Gmail共通で使える2TBのクラウドストレージに、同社の有料版LLMを追加したプラン。同プランではこれまで「Gemini 1.0 Ultra」を利用できたが、今回新たにGemini 1.5 Proを選択できるようになった。 Gemini 1.5 Proは英語や日本語など複数の言語に対応。ブラウザーもしくはiOS版「Google」アプリ、Android版「Gemini」アプリからアクセスし、文書やメール文案の作成、コーディングからアップロードした文書の分析まで、さまざまな作業をAIに依頼することが可能だ。
OpenAIは5月13日(現地時間)、「Spring Update」と題したをオンラインプレゼンテーションを配信。新しい大規模言語モデル(LLM)「GPT-4o(オー)」お披露目のほか、mac OS用デスクトップアプリや各種無料化施策なども発表した。 テキスト理解力は過去最高 GPT-4oは、これまでのフラッグシップモデル「GPT-4 Turbo」と同等の性能を持ちながら、より高速化され、テキスト、音声、画像の理解力も大幅に向上したという触れ込みの最新LLMだ。 ちなみにGPT-4oの「o」は、「すべての」「全てを含む」という意味を持つラテン語の接頭辞「omni(オムニ)」から来ている。 以前から得意な英語とプログラムコードに関してはGPT-4 Turboと同等の性能を発揮し、英語以外の言語のテキストでは大幅な改善がみられるという。 ベンチマーク(OpenAIが提供するsimple-eva
Parakeet(パラキート)は5月1日より、次世代リアルタイムAIボイスチェンジャー「Paravo(パラボ)」(旧:ParakeetVC)のβ版を提供開始した。 Paravoは昨年12月に完全無料のα版としてリリースされ、現在では累計3万ユーザーを突破する利用者がある「高品質」「低遅延」「低容量」を同時に実現する国産の次世代リアルタイムAIボイスチェンジャー。 個人利用の場合は、オンラインゲーム中にキャラクターボイスでボイスチャットしたり、オリジナルキャラクターに声を当てて動画配信サイトでライブ配信・動画投稿などが利用できる。法人であれば、オリジナルキャラクターに声を当てたライブ配信や、コールセンターやインターホンにおいて話し手の性別を変えることで、特定の性別に係る迷惑行為やハラスメント行為を対策、テーマパークやイベントでの「話せる着ぐるみ」などに活用できるとしている。 同社が独自開発し
OpenAIは5月13日(現地時間)、「Spring Update」と題したオンラインプレゼンテーションを配信。新しい大規模言語モデル(LLM)「GPT-4o(オー)」がお披露目された。 プレゼンテーションではまるで人間と話しているような音声会話機能が話題になっているが、実はウェブサイトに掲載された記事を見ると画像生成機能も大幅に性能アップしていたことがわかった。 一貫性の保持。AIコミックが描けるぞ! 今回のプレゼンテーションではなぜかまったくと言っていいほど触れられていなかったが、画像生成AI「DALL-E 3」(おそらく)を使用した画像生成能力も大幅に進化しているようだ。 まず、いちばん驚いたのは画像の一貫性の保持だ。なぜなら、DALL-E 3やStable Diffusionなどの画像生成AIにとって「同じキャラクター」を生成するのは最も苦手な仕事だからだ。
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