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北九州市の「第2波」はなぜ起きた? 97人の感染状況から見えてきた“意外なシナリオ” | 文春オンライン
福岡県北九州市で新型コロナウイルスの陽性者が急増している。 4月末から23日連続で新規感染者の確認が... 福岡県北九州市で新型コロナウイルスの陽性者が急増している。 4月末から23日連続で新規感染者の確認がゼロだったというのに、いきなりだ。病院や介護施設だけでなく、小学校でも集団感染が発生した。 北橋健治市長は「『第2波の真っ只中』にいると認識している」と述べたが、政府は菅義偉官房長官が「第2波が来たとは考えていない」と正反対の見方を示しており、「どうとらえていいのか」と困惑する人もいる。 本当にこれは“第2波”なのか? だが、明らかな点が2つある。症状が悪化し、救急搬送されるなどして感染が判明した高齢者の多さ。そして、症状が出てからかなりの期間が経過しているのに、ようやく感染が分かった人が複数いることだ。 「ということは既に市中でウイルスが広がっていた証拠だ。第1波は収束しきっていなかったのではないか」という声が市民から漏れる。「自分もいつ感染するかと思うと気が滅入る」(40代の男性)と話す
2020/06/01 リンク