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アメリカ大統領選
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<「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」20周年に於ける、淫らなほど旺盛な活動。その、最初の接触まで> 私の他の活動と同じく皆さまからの深い愛を、そして、私の他の活動とは趣を異にし、10代から80代まで、幅広い年齢層の皆様からご支持頂戴しております、「菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール」が今年、結成20周年を迎えます。 編成も、実際に使用する楽器も大きく、非常に腰の重いオルケスタとして、「ライブが年に1回」という年さえ珍しくなかった我々ですが、それでも頻繁なメンバーの変遷を経て、ベストメンバー、ベストコンディションで20周年を迎えられる事を大変嬉しく思います。 これも、古参の方から配信で知った若い皆様まで、我々の世界観と音楽性をご支持賜った多くの皆様からの、愛と官能、煩悶や絶望の肯定、生命力の喚起の賜物であると、感謝に絶えません。今、改めまして、オルケスタの名前はスペイン語で「
菊地成孔です。もう既に公式発表が済んでいますが、私と岩澤瞳さんと、数多くのビートメーカー、衣装デザイナー、メイクアップの人々による運動体、<二期スパンクハッピー>の音源は、さほど多くなく、今だったら「ミニアルバム」と呼ばれたかも知れない3曲入りのシングル2枚(インターナショナル・クライン・ブルー」「ANGELIC」)と、フルアルバム2枚(「Computer house pf mode」「Vandome,la sick kaiseki」)、そして、番外盤である「普通の恋 cwフロイドと夜桜」と、20数年前のコンパクトディスク時代に、わずか5枚の作品を残して活動を停止しました。 これらの作品群、特に「普通の恋」は、主に権利関係の未整理から長い間、実質上の廃盤となっており、亡霊のように様々なメディアに点在したままになっていました。全ての作品の、発売当初のセールスは、惨憺たるものでした。 これら作
もう何年間も、原盤が散逸的に行方不明だったが故、配信も再プレスも何もできなかった「普通の恋cwフロイドと夜桜」の、散逸していた権利関係がやっとまとまりまして、公式配信が決定いたしました!コレぞドッカーン!(もう一生無理かと思ってた正直) そして、この記念に、「第二期(岩澤瞳時代)」の全アルバム、シングルを秋ぐらいまでにサブスク解禁! からーのー(うーダサい笑)「僕がその全アイテムから、誰も知らないアウトテイクスまでを駆使してDJする」。つまり二期スパンクスの音源をクラブの大爆音で聴いて踊る、という、事実上の会員制(二期スパンクス磔の、愛も性も、もう何もかもおかしくなってしまっている。とてもお洒落な老若男女の皆様による)地下ダンスパーティーを行います! ただコレ、岩澤さんの消息(生きてるか死んでるかさえグラグラな方ですので)、あと、音楽的フォロワーを自他共に認識しておられる「あのお2人」が遊
前回予告した通り、タクシー会社を告発するので、今回はチャンネル会員さんのみならずSNS公開とします。理由は、こういう話が好きな人が多そうなので&相手(タクシー会社)が「してくれ」と言うので。の2つなんですが、2つ目の「してくれ」がパーフェクトオチすぎて笑、長い文章の最後の最後に出てくるので(赤い色塗っておきますね笑)、楽しみにしていてください笑。 僕は本来、「SNSで告発」なんて、本来なら、あらゆる卑しさやこそ回避すべき場であるソーシャル空間で、どうでも良いことばかりが優等生みたいに回避され、本物のあらゆる卑しさ、品のなさが、国を挙げてダダ漏れ全面開放になっている、あっちのソーシャルの中でも、最も卑しい行為の一つだと思うのですが、そこは畜生の浅ましさで笑、卑しかろうが何だろうが可笑しいモンはしょうがない笑、落語の下げのように見事なオチがついたのでタダ見の皆さんにもご提供させていただく事にし
自らの予想を大きく超えて、沢山の反応を頂戴しましたが、医師(外科医)である知人から、「お前のルポにちょっとした手落ちがあるので、案の定それがミスリードとなったまま斜め読みされ、そこを指摘されている。まあそれがSNSだが」 という指摘があり、「むむむ?」と思い、確認してみたら「ここかな?」と思われる位置を同定できましたので、まずは何よりそのことと、これはケアレスミスですが、重要な点を落としているので、それの追記。あとは前レポの続きを書かせていただきました。 個人的に当該箇所は、「ちゃんと読めばわかるのではないだろうかな」とは思い込んでしまい、結果としてミスリードを生んでしまいました。エッセイ等とは違い、ルポライトである性質上、これはよろしくありません。 同様のご指摘を正確に数えることは不可能ですが(いま、「正確に数えられること」が多すぎであると僕は思いますが)、その総体を僕が要約するよりも、
初めまして。僕は菊地成孔(きくち なるよし)と申します。音楽と著述を生業にしていまして、SNSというものは基本、やらないし、やったとしても、自分のライブや新刊、イベントの宣伝にしか使っておりません(それも全てマネージャーがやっています)。 なのですけれども、今月22日に、コロナ陽性反応が出まして、結論から先に申し上げると、少なくとも、僕個人に関しては「今度のコロナは感染力強いけど、重症化しない=行動制限もしませんよ」という図式は、真っ赤な嘘で、これは大げさではなく「一歩間違えたら死んでたかも」という経験をしました。 そこで、「SNSというのは、本来、こういうことを発信するためにあるのでは?」と思い、こうして発信させていただいている次第です。やっと今、フラフラではありますが、長文をキーパンチできる肉体的余裕が出てきた。という側面もあります。症状が出始めて10日目、抗原検査で陽性反応が出て9日
昨年の春にDC/PRGを解散したのは、端的にミッションを終えたからで、それは「戦争とアメリカ」ということだった。その後世界はその通りになり、つまり戦争とアメリカの時代は少なくとも一旦は終わったが、更に深く酷いことになった。深く酷い世界に対して、顔をしかめるのは児戯にも等しい。酷い世界に対して、嘘でも元気ぶり、作り笑いで家を出るのも。 「もうバンドはやらないでおくべきか、やるのか?」を考えた。もう歳も歳だし。そして、昨年の秋頃から「来年(22年)は、コロナだオリンピックどころではない酷い世界になる。途轍もないことになるだろう」という直感が働き、そのための音楽が必要になる。第一には自分に。そして年が明け、直感は当たった。いつだって現代は混迷する酷い社会だが、今の現代は今までの現代よりも酷い。バンドを結成することにした。年齢的に言っても、高い確率で人生最後のバンドになるだろう。上手くゆくと20年
緊急事態宣言が発出もしくは発令されたので(僕はこの宣言に関して、法的にどういう意味で捉えるかが基準になるとはいえ、「発令」のが適正だと思うが、突如として「発出」が出回ったのは、世の混乱を表す兆候だと思うので、様子を見ようと思っている。因みに「発出」は造語でも新語でもないが)、どのぐらい続くかは分からねども、生活を朝型に変えたほうが色々と都合が良いので朝型に変えてみることにした。 とまれ、57年間の人生のうち、50年間ぐらいは夜型だったので、朝型に帰ると言っても、ジャージをニットにするようにはいかない(ジャージをニットにするだけだって大変である)。これは偶然、というよりグルーヴの中から拾い出したもので、継続できるかどうかも分からない。 昨日(1月7日)に、随分と久しぶりで20時間以上寝た。なぜかと言えば、その前の2日間が小忙しかったからである。通常の日務に、3月を予定しているオ
現在、ワタシは新幹線の車中におり、町山さんより些か中元や歳暮を貰いやすいかも知れないワタシはグリーン車のシートでコレを書いているのですが、さっき普通車からマネージャーがやってきて、「とうとうヤフーニュースのトップになっちゃいました(苦笑)」と言いながら、スマートフォンの画面を見せました(ワタシはガラケーです)。 ルパン3世の何十年ぶりかのスピンオフ新作の音楽監督をやっても、女優の菊地凛子さんを音楽家デビューさせても、合衆国ジャズの殿堂インパルス!レーベルと、日本人初の契約を交わしてもヤフーのヤの字もなかったのに(笑・載せてくれ。と言ってるのではないですよ念のため)、たかが異端映画批評家でもあるジャズミュージシャンが、不快な作品を不快だと自分のブログに書いただけで、ありがたくも「炎上」認定をいただき(町山さんのお陰でございますよ・笑)、トップニュースになるという、性的欲求不満と呪詛がホテルブ
「ナルちゃん、町山さんの信者にボコボコにされてるよ~。ナルちゃんの文章って読みずらくって意味不明なんだって~。けけけけけけけけけ」と、悪友(ヘンなレーベルの代表→ベーアじゃありません)に、本当に心の底から楽しそうに言われまして(苦笑) 「ええ!!オレむちゃくちゃ有効打出したのに!!ジャッジ見てくれないの!!!ネットってツイッターやってる者のモンかよくそー!!見せろ見せろ絶対1人ぐらいいる筈だ、菊地の言う事がもっともだ、という、話しの分かる人が!!」 と、そいつのモバイルフォンを取り上げようとしたんですが、ファックな事にそいつは長身で(コンプレックスに触れられて激怒)見せてくれませんで(笑)、更には、あろうことか親友のワタシを嘲笑しながら 「どれどれ?えーと、<菊地はどうせ文章では町山さんに一生叶わないんだから、、、>」 「やめろーっ!!!」 「えーっと、いないね。ナルちゃんの支持者は1人も
今から約1万6000文字という、大変な文字数で本作を酷評しますが、沢山の人間が大変な努力によって制作した制作物を酷評するという行為への義務&最低限の倫理として酷評の根拠は可能な限り明確にします。「無根拠で感情的/呪詛的な酷評に共振する興奮がお好み」という方に於かれましては「頑張って長文を読んだ結果、大変な徒労になった」という可能性があるので、予めお断りしておきますし、そもそも長文読解が苦手な方や、「長文」という言葉を目にした瞬間から苛立ちが止められないという重症の患者の方は、精神衛生上、絶対に読まないで下さい。筆者は責任を取り得ません。ではどうぞ。 * * * * 映画批評の手法として、やや珍味ですが面白いと思いますので、こういうやりかたからはじめたいと思います。 先ずはお手数ですがコチラをご覧下さい↓ 「セッション!」公式サイト 各界で活躍される、錚々たるメンツで
動画コンテンツ「モダンポリリズム」補填テキスト <割力(かつりょく)と積力(せきりょく)> ポリリズム感獲得に勤しんでおられる皆さん菊地であります。ぜんぜん関係ありませんが、セヴンイレブンのグラタンコロッケバーガーを喰いながら書いています。マクドでとっくに無くなったのに、それが良い製品であると信ずれば作り続けるセヴン&アイの精神に感服せざるを得ない訳ですが、御存知の通りポップアナリーゼも「モダンポリリズム」に入ってから字幕が付かなく成りまして、これは以前の様に「あ、これは動画内で言い忘れた」といった補填やまとめの必要性が下がり、動画だけで充分(というか、情報が多すぎるぐらい)という判断に基づくものです。 が、現状最新である第16回に至りまして、ステップも1段階上がり、「ポリがけ」に入りましたので、まとめや補填というより、一種のサブテキスト、要するに文章の方が説明し易い。という側面も出て参り
1月8日 案の定、早速「量が多すぎて読みきれません」という声と「いっぱいあって読みごたえが嬉しいです」という声と「菊地さんが大変そうなので笑、不定期で良いです笑」という声を頂戴したので笑、「毎日すこーしだけ短く」してみることにした。 テレビでYOASOBIとNew Jeansの二組に密着。みたいな番組をやっていた。 現在最も多い質問の1位が「New Jeansどう思いますか?」で、2位が「YOASOBIの<アイドル>どう思いますか?」なので、敢えて「今の星野源」について書こうと思う。 記事を読む 1月1日 シン・年 明けましておめでとうございます。 話は昨日に戻るが、大晦日は、概ね先週書いた通りになった。これは確か一昨年書いたことの二重売りになるが、スガダイローさんのプレイの素晴らしさは、勿論、弾く内容は言うまでもなく「どんな轟音の中でも、くっきり聴こえること」であり、昨年末もそうだった。
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