「才能遺伝子の倫理：『ガタカ』の世界への道のりか？」 by ジュリアン・サバレスキュ - 道徳的動物日記

オーストラリアの Conversation 誌に掲載された、倫理学者のジュリアン・サバレスキュ（Julian Savulescu）の記事。知能に関する遺伝子に関する研究結果について紹介しながら、生まれてくる子供に対する遺伝的な介入の是非について論じた記事である。特徴的なのは、遺伝的な介入を必ずしも否定していないどころか、むしろ肯定しているところだろう。日本では遺伝子介入や出生前診断を肯定する議論はなかなか紹介されないので、紹介することにした。 「才能遺伝子の倫理：『ガタカ』の世界への道のりか？」 by ジュリアン・サバレスキュ ２０１５年７月にイギリスで発表された研究は、遺伝的な"一般学業達成因子（general academic achievement factor）"を特定したものである*1。一卵性双生児を用いて行われたこの研究は、学業に関する広範囲な題材の成績が、双生児たちが持つ多く

[DavitRice]

セルクマ

[shikahan]

「劣ったものを殺す」のは誰しも抵抗があるが「優れたものを選ぶ」ことに抵抗がない。タブーと呼ばれてきた技術も所詮実利と慣れにひれ伏す。過渡期に問題はあるだろうがきっとこれは当たり前になるのだろう。

[SUGIO]

AIなどの技術革新を考えると将来子どもに役立つ資質を見極めるのはどんどん難しくなってると思うけどね。産業革命前の基準で人の３倍畑を耕せる人造人間を作ってしまうようなことになりかねない。

[ystt]

「知識には力が伴うのであり、力には責任が伴うのである。」

[dadadaisuke]

健康ゴールド免許の記事をみてガタカの世界を連想したが、本当にガタカの世界が実現できそうなところまで来ているのか(驚)。 健康ナントカも現時点では判断基準が努力に置かれているが、そのうち遺伝子に…

[bispate]

才能遺伝子について。才能遺伝子を発見することの良い面と、倫理観の問題。

[chaorbing]

リベラル優生学という言葉があるのか

[boxmanx99]

"決定権を両親に与えているため、この政策はナチス的な優生学ではなく、リベラル優生学と呼ばれるものである"

[Mozhaiskij]

「子供は、親の目的と成功のための手段になってしまうかもしれない」はるか昔から人間を物として扱う考えはあった。それが露骨になっていくのだろう。

[zeeko3]

いやでもやっぱり怖いですわこれは。