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無風の衆院選で唯一光を見せた日本維新の会、自民党の右側にいる野党が必要だ
1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院... 1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史、文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 10月31日、衆議院議員総選挙が投開票された。自民党は、改選前から15議席減らしたが、単独過半数を維持し、自公連立政権は継続することとなった。一方、「野党共闘」は共闘の効果はほとんどなく、改選前より議席を減らすという失敗に終わった。今回の選挙の特徴は、どの党にも「風」が吹かなかったこと。しかし、わかったことは自民党の底力、そして日本維新の会の可
2021/11/02 リンク