『夫のちんぽが入らない』不通の私と、みんなの普通 - HONZ

このタイトルだけに色物系かと思われるかもしれないが、奥深いメッセージが込められた、笑いあり涙ありの痛快エッセイである。 冒頭、このような一節から始まる。 いきなりだが、夫のちんぽが入らない。本気で言っている。交際期間も含めて20余年、この「ちんぽが入らない」問題は、私たちをじわじわと苦しめてきた。周囲の人間に話したことはない。こんなこと軽々しく言えやしない。 もちろん書かれている内容自体はシリアスなのだが、「こんなこと軽々しく言えやしない」と言いながらも書籍で大々的に発表してしまっているあたり、そこはかとない面白さがあり一気に読み終えた。 夫のちんぽが入らないーーこの肉体的に異物を排除してしまうということがまるでモチーフであるかのように、私自身が世間から排除されてしまったり、自分が大切な人を排除してしまったりと、信じられないくらい不思議な出来事が次々に起こっていく。 主人公は、人よりクマの

[and_hyphen]

読みたいがなんとなく手に取るのを躊躇わせるタイトルではある

[KoshianX]

これブログで冒頭公開されてたときからおもしろそうだと思ってたんだが、なるほど先の展開もおもしろそうだねえ。わかりやすい不妊じゃなくて単なるサイズ違いなのに、常識というマサカリを投げつけられるわけだ

[mfluder]

“受け入れたいものを排除してしまい、受け入れて欲しいものに排除されてしまう。そのズレを当事者視点として面白がったり、苦しんだり”

[nenesan0102]

本屋で買いづらいし図書館でも注文しづらいし、なんでこの題名にしたし

[redra22]

ヘタなエロ本より買いづらいタイトル。Kindleはまだか？

[QJV97FCr]

面白そうだが店頭では買いにくいな。