『人新世の「資本論」』未来を構想する新しい思想の誕生！ - HONZ

この興奮が醒めないうちに書いておきたい。凄い本を読んだ。 マルクスを現代にアップデートさせた研究で世界的な注目を集める俊英・斎藤幸平の『人新世の「資本論」』である。 新書の世界には何年かに一度、画期的な本が現れる。 物事の見方に新しい方向から光を当てたり、これまでにないアイデアを提示したりして、読者の世界の見え方を一変させてしまうような本だ。ここでは細かく挙げないが、本好きであれば何冊も書名が思い浮かぶだろう。そうした本は、時に時代の空気をとらえたベストセラーとなり、あるいは長きにわたって読み継がれる名著となる。 本書もそうした系譜に連なる一冊だ。今後、「新書大賞」や「紀伊国屋じんぶん大賞」などでは、間違いなく上位にランクインするだろう。のっけから「大風呂敷を広げている」と思われるだろうか？だが、本書の内容を知れば、誰もが納得せざるを得ない。この本にはそれほど重要なことが書かれている。 近

[ibip]

とりあえずここに書いてあるのはどこかで聞いた話ばかりだが

[hharunaga]

本書の提唱する「脱成長コミュニズム」は、“上野千鶴子や内田樹といった左派論客が好む成熟社会論…、彼らの唱える「清貧の思想」”などとは全く違う新しいアイデアだという。斎藤幸平 著。集英社新書。

[qwerty86]

思想で世界を変えられるという発想がもう古臭い。評価経済云々だの、手を変え品を変えいろんなゴミが出てきただけじゃん。

[zakusun]

資本主義で徹底的に地球を破壊し尽くすまでやるか、共産主義で徹底的に財産を共有して生き延びるか好きな方を選ぶしか無いのでは。都合の良い中間的な方法は無い。選ばれた人間だけが生き残るって結論だろ、それ。

[gogatsu26]

辻仁成のオールナイトニッポンみたいなタイトルにゅ

[tsubo1]

内容はともかく、本の表紙がよくないなあ。

[iinalabkojocho]

読んでみたい。ただし脱成長コミュニズムはグローバルレベルで展開しないと意味ないかも。しかしコミュニティ依存型の政府はありうるんだよね。エッセンシャルワークの重視は実はそれ。自尊心と労働はリンクせねば。

[naryk]

共産主義だとウケが悪いからって脱成長「コミュニズム」みたいになんでもかんでもカタカナ書きにすればいいもんじゃないと思うよ。そのうち「ソーシャリズム」も「新しい思想」として紹介されそう