“正義”の意味は、ジャスティスではなくフェアネス 折り合わない価値観を許容し合うのが多様性の真意

ジャスティスが意味するのは、正義というより公正さ 佐々木俊尚氏（以下、佐々木）：今の時代、PTAの問題に限らずインターネット上なんかもそうなんですけど、正義と正義のぶつかり合いが多すぎると思いますね。ここをどう回避するかっていうのは今すごく重要な、深刻な問題になってきていて。 誰が言ったかわからない有名な言葉で、「正義の反対は悪ではなく、別の正義である」っていう言葉があります。ちなみにこれについてあまり踏み込むとややこしいのですが。「正義」という言葉は英語ではジャスティスなんですが、ジャスティスは日本語で言うと「正義」じゃなくて実は「公正さ」みたいな意味なんですね。言い換えるとフェアネスみたいな。 日本語で言う「正義」って、正義の味方の「正義」なんです。正義の味方の「正義」っていうのは悪を討つ「正義」。その「正義」とアメリカとかでジョン・ロールズみたいな政治哲学の人が言っていたジャスティス

[II-O]

そもそも、この人の日本人が考える正義に偏見がある気がするけどね。英語のジャスティスも、日本語の正義も、近年はそんなに距離感無くて、悪がいなけりゃ存在しえないなんておバカは少数派じゃないかな。

[fukken]

正義や正しさに関する語彙が、日本語は英語に比べ圧倒的に少なく、単文化単民族でずっとやってきた歴史を（悪い意味で）感じる。

[kentaroupeace]

「正義の反対は悪ではなく、別の正義」。これは本当に名言なので、覚えておきたい あと、佐々木さんは、多様性の説明に「我慢」という表現を使っているけど、我慢をするためには「距離」を取る事が必要だと思う

[sky-y]

“本当の多様性とは、不愉快を我慢すること”

[k-takahashi]

『町内会に入らないとゴミを出しちゃいけないっていう』『ほ～。佐々木さんは（町内会に）入らないんですか？』『町内会には全会一致じゃないと入れてもらえないので、けっこうハードルが高い』

[anmin7]

川内康範先生の「正義の味方」って表現いいよね…

[Fuggi]

井上達夫の「共生の作法」でも読んだら良いんじゃないかな。

[littleumbrellas]

“「LGBTが気持ち悪い」というおじさんはいるわけです。それは別に構わない。構わないんだけど、それは我慢しなさい。人前で口に出すのはやめなさいって、ただそれだけの話なんじゃないかなと。”