以下の国内の3大定番チョコレートを食べ終わったところで、それぞれの特徴を整理しておきます。 森永製菓:森永ミルクチョコレート 明治製菓:明治ミルクチョコレート ロッテ:ガーナ ミルクチョコレート まずは、どれもミルクチョコレートであるところが共通点でしょうか。 各ミルクチョコレートの特徴を洗い出すにあたり、発売のエピソードから見て行きたいと思います。 森永は創始者森永太一郎がアメリカから帰国して19年後にアメリカ人技師を招き、カカオ豆からのチョコレート一貫製造ラインを立ち上げて1918年初の国産ミルクチョコレートを生産開始しました。明治はドイツからチョコレート技師ロバート・キャスパリ氏を招いて1926年にミルクチョコレートを発売しました。ロッテはそれまでガムの専業メーカーだったのが、ガム以外の初めての商品としてチョコレートを手がけ、スイスのマックス・ブラック氏を招いて製造技術の指導を受けて