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「征夷大将軍の肩書きなどいらぬ」せっかくのポジションを無下にした源頼朝の真意とは? : Japaaan
「征夷大将軍だから鎌倉幕府を開けた」はウソ!? 皆さんご存じの源頼朝(みなもとのよりとも)と言えば... 「征夷大将軍だから鎌倉幕府を開けた」はウソ!? 皆さんご存じの源頼朝(みなもとのよりとも)と言えば、「1192年に鎌倉幕府を開いた人物」として有名ですね。 そしてそれは、「征夷大将軍というポジションに任命されたことで、軍事のトップに立ったから幕府を開くことができた」という流れで現在に至るまで認識されてきました。 ところが、この流れが真実を言い当てているのかどうかは、ちょっと怪しいようです。 征夷大将軍=軍事のトップ=鎌倉幕府、ではないんですね。 一体どういうことでしょう? この記事では、その真実に迫りたいと思います。 朝廷が与える肩書きは「名前だけ」 「征夷」とは、僻地の人々を征服するために軍事力を振るうこと。そしてそれを承認された大将軍が、征夷大将軍だとされています。 しかし朝廷で内大臣を務めた中山忠親による『山槐記』によると、頼朝はこの「征夷大将軍」のポジションには興味がなかったようで
2021/09/22 リンク