「オピネルのオイル漬け」は、最悪のカスタム

オピネルのオイル漬けは、やってはダメですよ 「オピネルを買ったので、乾性油に24時間漬けて、オイル加工してみたよ！」 …といった記事を、ネット上で数多く見かけますが、 安易に真似をするのはやめましょう。 「オピネルを買ったら、すぐ行うべき儀式」とか、「オピネルの定番カスタム」など、あたかも重要かつ必須なメンテナンスのように書かれていますが、決してそんな事はありません。 「そんなデタラメ書いたらダメでしょうに…」と思います。 油漬けを紹介している方々は、オピネルの使い方だけでなく、木材加工に対する知識が不十分なため、「乾燥と切削を終え、寸法を微調整済みのハンドル材に、油をどっぷり浸透させる」という事が、何を意味するかを判っていないのです。 何も知らないというのは、本当に怖いものです。 上の画像は、ハンドルを漆塗りにして完全防水仕様にしたオピネルです （筆者によるカスタム品。解説ページはこちら

[cinefuk]

"油漬けを紹介している人は、木材加工について充分な知識を持っていないため「削り出し加工済の、寸法を調整したハンドル材に、どっぷり油を浸透させる」という事が、何を意味するか判っていないのです"