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つばさ 第二部 - 第九章 第十節
高台にある館からはシュラインシュタットの町並みが見渡せ、通りをゆく人々の流れがよく把握できる。 ネ... 高台にある館からはシュラインシュタットの町並みが見渡せ、通りをゆく人々の流れがよく把握できる。 ネリーはその光景を眺めているのが好きだった。人の笑顔、行き交う声から活力を得られるような気がした。 だが、いつも長く見ていることはできなかった。 ――アルスフェルトの町を思い出してしまう。 いい思い出も悪い思い出もたくさんあった町。 そして、滅んでしまったであろう町。 すべての記憶が甦りそうになって、ネリーはあわてて振り払った。 ――今はまだ耐えられそうにない。 あえて思考を閉じるしかなかった。 それでも、頭に浮かんでくるのはネガティブなことばかりであった。 ――ここに来るんじゃなかった。 あのとき、新部族と話し合ったあのとき、人員を交換する話の際に自分は反射的に名乗り出た。 これが千載一遇の機会と思えたから。 だが、それは大きな間違いだった。 ――〝あの人〟はこの場にいない。 そのことにほっと
2017/11/03 リンク