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無知の知と、もうひとつの知について。|古賀史健
『嫌われる勇気』をつくるとき、プラトンの著作を何冊も読んだ。 いちばんとっつきやすく、単純におもし... 『嫌われる勇気』をつくるとき、プラトンの著作を何冊も読んだ。 いちばんとっつきやすく、単純におもしろかったのはやはり、『ソクラテスの弁明』だった。有名な「無知の知」という概念が語られる一冊だ。本を読み返すことなく記憶のままに書くと、「お前よりも賢い者はいない」という神託を受けたソクラテスは、そんなはずはないだろう、とアテナイの知者・賢者たちのもとを訪ね歩く。自分よりも賢いと思われる知者たちと、たくさんの問答をくり返す。結果、ソクラテスは神託の正しさを理解する。知者・賢者とされる人々はみな、おのれの無知を知らず、おのれのことを知者・賢者だと思い込んでいる。一方、わたし(ソクラテス)は、己が無知であることを知っている。その「おのれが無知であることを知っている」という点において、わたしは彼らよりも賢いといえるのだろう。あの神託は、わたしの「無知の知」を語ったものだったのだろう。そんなエピソードだ