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いつまで未熟でいるつもりだ、ばか者よ|田口ランディ
地下鉄サリン事件の時には、生まれていませんでした」という若い新聞記者から事件の取材を受けた。 「え... 地下鉄サリン事件の時には、生まれていませんでした」という若い新聞記者から事件の取材を受けた。 「えっ、生まれていない……?」 子どもとほぼ同じ年の記者が私に取材をしているこの現実に、唖然とした。 (わたしにとって、まだ昨日のことのようなのに) ああ、年をとるとはこういうことなのか……。 作家になったころ私はまだ若くて、どこに顔を出しても未熟で半端者で、目上の人たちからなにも知らないと諭され、勉強するように言われてきた。そういう「未熟で無知な自分」という自己認識のまま、いま60歳になろうとしていた。 私はもう「歴史についてよく知らない」とか「そのことを語る立場にない」などとごまかしを言える年ではないのだ。 私は知っているじゃないか。 ……若い記者が私の著書を読んで「この本のどこまでが事実か教えてください」と言う。「オウムってほとんど知らないんです」と。 そうだろう、たとえば戦後生まれの私は「