エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
『10万個の子宮』のできるまで|村中璃子 Riko Muranaka
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『10万個の子宮』のできるまで|村中璃子 Riko Muranaka
ジョン・マドックス賞受賞式のためロンドンへと向かう1週間ほど前、2017年11月下旬のこと。私は恵比寿の... ジョン・マドックス賞受賞式のためロンドンへと向かう1週間ほど前、2017年11月下旬のこと。私は恵比寿のカフェである男性と会っていた。 「お願いだから出してください」 イエスともノーとも言わない男性にしびれを切らした私は、知らぬ間に自分から別の話題にふっていたのだろう。男性は、「タラブックスって知りませんか。きっと見たことはあると思うんだけど」と言った。 インドに手刷りの美しい本を作っているタラブックスという小さい出版社がある。男性の会社も今度、そのタラブックスに頼んで、2004年にインド沿岸部を襲った津波の物語「TSUNAMI」の日本語版を出版することになった。そのタラブックスの展覧会が板橋の美術館で開催される際、代表が来日するので、今はその正式な契約の準備をしているのだと言う。