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大谷翔平、規格外の「つなぐ」意識 ランナーがいても…“ドジャースの2番”として辿り着いた「セオリーにとらわれすぎない思考法」(四竈衛)
ユニフォームの色が赤から青に替わっても、大谷翔平の本能が変わることはない。 ただ、チーム状況、試合... ユニフォームの色が赤から青に替わっても、大谷翔平の本能が変わることはない。 ただ、チーム状況、試合展開次第で、これまでは意図せずとも鎮めてきたはずの欲求が、ドジャースへ移籍したことに伴い、目に見える形のプレーや表情、細かな仕草として、無意識のうちに表に出る光景が増えているとしても、不思議ではない。 WBCを彷彿とさせる「カモーン!」 5月3日、本拠地でのブレーブス戦。タイブレークとなった延長10回裏、エンゼルス時代の同僚でもあるクローザーのライセル・イグレシアスから中前へ同点適時打を放った大谷は、一塁ベース上で、腹の底から「Come on(カモーン)!」と雄叫びを挙げた。ベンチの同僚を鼓舞するかのような、ハイテンションな姿は、昨年3月のWBCでの激戦を彷彿させるような気迫に満ちていた。その後、ドジャースは延長11回裏、新人アンディ・パエスの適時打で今季初のサヨナラ勝ち。ナ・リーグ東地区で首
2024/05/17 リンク