エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
大学ではじめて美学に触れるひとへ - The Passing
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
大学ではじめて美学に触れるひとへ - The Passing
美学について 「美学」という学問を知ったのは、大学の1年次生だったときのこと。先史の装飾から現代の... 美学について 「美学」という学問を知ったのは、大学の1年次生だったときのこと。先史の装飾から現代の映像まで、絵画に音楽に文学に建築に、さらには人間社会も生物行動も自然景観も、「感性」を切り口に横断的に考察していく美学は、世界の姿をまるごと眼前に示してくれるように感じられました。美しいものに出会うと、僕らは訳も分からず言葉を失って、代わりに今まで眠っていた全感覚が活発に鋭敏になります。そうして、知らなかった世界を認識し、新しい思考や行動を獲得します。ひょっとしたらこれは人間の生存本能なのかもしれません。美学は、こうした言葉になるまえの感性にもとづく思考と行動を、哲学にも共通する概念分析(「理論」)と、美術史にも比肩する事例分析(「歴史」)とを駆使して把握します。 たとえば、ルネサンスのヨーロッパ。イタリアを中心に、数々の文学と芸術が花開いたこの近代文明の揺籃期は、明日をも知れぬ動乱期でもあり