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2007年08月20日 池田晶子・陸田真志『死と生きる 獄中哲学対話』を読む。その一 (4) テーマ:今日どんな本をよみましたか?(95144) カテゴリ:φ(..;)来た見た書いた 奇書にして良書。死刑囚と哲学者の往復書簡集。“善”く“生きる”とは。 この本自体が成立した事自体が奇跡に近いと思う。先ごろ若くして亡くなった哲学者池田晶子女史と、やっぱり刑が執行されて亡くなっているであろう死刑囚陸田真志氏との往復書簡集。 まず特記すべきは、この本は決して話題作りのキワモノ本ではないという事。 内容はまっとうな、いや極めて価値の高い“哲学”書となっています。両者の話もちゃんと噛み合っています。p53「ああ、ようやく、私と対等に語り合える相手が現れた。かなり不遜に聞こえるのを承知で言うのですが、率直に、そういう思いだったのです。」これ、死刑囚の方の言葉ではなく、哲学者池田晶子女史の言葉なのです。
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