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大谷翔平
plaza.rakuten.co.jp/segakiyui
2024.02.10 2040000ヒット、2050000ヒット、ありがとうございました!『ラズーン』第七部 3.武君散る(2) (2) カテゴリ:カテゴリ未分類 **************** 何を考えているのか。 「私が聞きたいところだ」 冷ややかに嗤いながら、リヒャルティを置き去りに、セシ公は自室から持ち出した紫の布包みを手に、パディスへ馬を走らせた。長丈草(ディグリス)を風を読みながら巧みに馬を駆けさせる。昔ながらの技だ、造作もない。懐かしささえ感じるぐらいだが、腹に抱えた布包みの冷たさが、いや背中を伝い落ちる冷や汗が、ただ不安だけを増幅させる。 なぜ踏み込まない、あの『氷の双宮』の中へ。 ユーノは『氷の双宮』の外を巡回し、逃げ遅れた民を誘導し、レアナやイルファ、レスファートが『氷の双宮』に入った後、その外側で野戦部隊(シーガリオン)と共に、押し寄せてくる『運命(リマイン
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