少し前の状態の背景画像と、新たに何かが入ってきた状態の2つの画像の差を取ることで物体検出する手法を背景差分法といいます。 よくある利用事例として、固定カメラを使って来店者のカウント、自動車などの交通流量カウントなどに応用されます。 しかし、厳密には、物体の画像を取得した場合、影が存在するので単純な2つの画像の引き算ではうまく物体のみを検知できないケースがあります。そのため、様々なアルゴリズムが提案され、OpenCVでは以下の3つのアルゴリズムが用意されているので試しに実装してみます。 BackgroundSubtractorMOG BackgroundSubtractorMOG2 BackgroundSubtractorGMG 実装サンプルコード(BackgroundSubtractorMOG) チュートリアルのサンプルコードは動画を使っていますが静止画でも動きますので以下のようなコードで