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フィッシャーの「統計的方法と科学的推論」の訳者解説が素晴らしすぎる(その3) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
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フィッシャーの「統計的方法と科学的推論」の訳者解説が素晴らしすぎる(その3) - Take a Risk:林岳彦の研究メモ
前回から続きます: 統計的推測における”確からしさ”あるいは”確率”の問題を考えるために、三つの段階を... 前回から続きます: 統計的推測における”確からしさ”あるいは”確率”の問題を考えるために、三つの段階を区別しなければならない。たとえばものの長さを測る場合をとると、 1.測定の方式(測定の回数等)と観測値からの推定方式を定める。測定方式はいろいろな対象に繰り返し適用されるものと考えられているとする。 2.具体的な対象(このものの長さ)を測る際に、その測定方式と推定方式とを定める。たとえば誤差がほぼ確実に0.2cm以下になるようにするにはどうしたらよいか。 3.実際に得られた観測値から、推測値を求める。またその精度はどのくらいであるかを求める。 1の問題は、たとえば抜取り検査の企画を定める場合に生ずる。そこでは平均的に精度がなるべく高い(あるいは一定以上の精度をもつ)推定方式が求められればよいのであるから、個々の場合は問題にならない。ここでは前節にのべたような確率分布の計算によって、得られる