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進まない日本のIoTには「価格破壊」が必要だ
高い話題性の割には市場が拡大していないと言われる日本のIoT(モノのインターネット)。IoTとはセンサ... 高い話題性の割には市場が拡大していないと言われる日本のIoT(モノのインターネット)。IoTとはセンサーなど、さまざまな機器をネットにつなげることで、新たなビジネスの創出が期待されている分野だ。 だが、日本では通信料金の高さがネックとなり、「導入したくてもできない」と二の足を踏む企業が多いのが実情だ。 IoTの裾野を広げられるか そこに風穴を開けようとしているのが通信ベンチャーのソラコムだ。IoT向けに特化したSIM(通信に必要なカード)を提供し、世界展開もしている。 5月中旬、ソラコムが打ち出したのが通信料金の大幅値下げだった。これまで月額300円だったデータ通信サービスの基本料金を85%引きの同45円にし導入しやすくした。通信料は1キロバイトごとの完全従量課金だ。「ソラコムは確かに安いがもう一声、というニーズに応えた」(玉川憲社長)。 たとえば、雪崩やトンネル崩壊など緊急時にのみ送信す
2017/05/23 リンク