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外国人が心底パニクる複雑怪奇な日本の鉄道
外国人観光客が初めて東京を訪れたとき、あるものにほかの何よりもと言って良いほど大きな驚きを覚える... 外国人観光客が初めて東京を訪れたとき、あるものにほかの何よりもと言って良いほど大きな驚きを覚える。日本に住んでいる人であれば、それはあまりに「普通のもの」なので、外国人が驚くことに驚くかも知れない。 外国人が驚くもの。それは、鉄道である。 アメリカのお粗末すぎる鉄道事情 私はアメリカの小さな町からやって来た。アメリカは質の低い鉄道が走っていることで悪名高い国だ。家から最寄りの駅は隣町にあり、約30㎞離れている。1日に長距離列車1本と、短距離通勤列車2~3本が走っているだけだ。 全米を結ぶ公的鉄道会社「アムトラック」がサービスを展開しているが、同社の財政状況は実に酷いもので、線路を貨物鉄道会社から借りなければならないほどだ。電車が何時間も遅れることはザラで、駅員と乗務員は低賃金のせいで不機嫌で、いつも客に対して失礼だ。 そういうわけで、私が東京に初めて来たときの驚きを想像してみてほしい。地上
2018/01/30 リンク