朝イチの会議なのになにひとつ資料ができてない。明日までにやっておきますと言ったのを忘れて熟睡した。 そういうとき我々が言うセリフがある「寝てないんです」。それはすなわち「だから許して」という意味である。 しかし、そんなときに限って肌もつやつやだったりする(よく寝たから)。これでは説得力ゼロである。 どうする?メイクである。
外国人観光客が初めて東京を訪れたとき、あるものにほかの何よりもと言って良いほど大きな驚きを覚える。日本に住んでいる人であれば、それはあまりに「普通のもの」なので、外国人が驚くことに驚くかも知れない。 外国人が驚くもの。それは、鉄道である。 アメリカのお粗末すぎる鉄道事情 私はアメリカの小さな町からやって来た。アメリカは質の低い鉄道が走っていることで悪名高い国だ。家から最寄りの駅は隣町にあり、約30㎞離れている。1日に長距離列車1本と、短距離通勤列車2~3本が走っているだけだ。 全米を結ぶ公的鉄道会社「アムトラック」がサービスを展開しているが、同社の財政状況は実に酷いもので、線路を貨物鉄道会社から借りなければならないほどだ。電車が何時間も遅れることはザラで、駅員と乗務員は低賃金のせいで不機嫌で、いつも客に対して失礼だ。 そういうわけで、私が東京に初めて来たときの驚きを想像してみてほしい。地上
経営難が続くJR北海道に冬季の雪対策が重くのしかかっている。年間40億~50億円の経費がかかる上、人手不足が深刻化する中で除雪作業員の確保も難しくなっている。毎夜行われる除雪作業は、脱線などを防ぐため雪を丁寧に取り除く必要があり手作業に頼る部分が多い。JR手稲駅(札幌)で、雪国で鉄路を維持する厳しさの一端を見た。 【動画】鉄路除雪、頼りは手作業 「ザクッ、ザクッ」「ハァ、ハァ」。静まりかえった駅構内の線路上で雪をかく音と除雪作業員の息づかいだけが響く。14人の作業員は家庭用の除雪スコップなどで黙々と作業を続ける。27日午前0時半。手稲行き最終列車が到着した直後、除雪作業が始まった。 積雪20センチ、気温氷点下4度。時折吹く風に、作業を見守る駅員は「体感温度は氷点下10度を下回る」。30分もすると、寒風で顔が痛くなり、手袋の中の指先もしびれてくる。 同駅では日中、回送も含め390本の列車が行
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