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精神的な「苦痛や依存」を語り合うことの効果
「べてるの家」の理事を務める北海道医療大学の向谷地生良教授は、北海道のみならず全国を回り、当事者... 「べてるの家」の理事を務める北海道医療大学の向谷地生良教授は、北海道のみならず全国を回り、当事者研究を軸にした対話の必要性を訴える講演や共同研究を行っている(写真:江連麻紀) 北海道浦河町にある「べてるの家」。精神障害などを抱えた人たちが、苦労を抱えたまま病院ではなく地域で生きていこうと1984年に生まれた、当事者の起業を目指した地域活動拠点だ。そのべてるの家で行われているのが、依存症や精神的な苦労を抱える人たちが、深刻な苦労を明るく語り合い励まし合う「当事者研究」である。 今や家族の中の対話「家族会議」としても取り入れられている「当事者研究」を広めてきたのが、ソーシャルワーカーとして支援しながら「べてるの家」の理事を務める、北海道医療大学看護福祉学部の向谷地生良教授である。 対話によって周りと関係を持って生きていける 「べてるの家は、いわばみんなが家族なんです。メンバー(精神障害などがあ
2019/07/14 リンク