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夢のセカンドハウスは老後破綻を招きかねない
「夢のセカンドハウス」は誰でも買いたくなる。だが買うと「老後破綻」を招く可能性もある(写真:Tony ... 「夢のセカンドハウス」は誰でも買いたくなる。だが買うと「老後破綻」を招く可能性もある(写真:Tony / PIXTA) アラフィフ世代のご夫婦には、ようやく子どもが就職して自立したり、ローン完済のメドも立ったりして、安堵している方々も多いでしょう。私は「プレ定年」専門のファイナンシャルプランナーとして主に会社員世帯のご相談を受けていますが、今回お話しするケースは「セカンドハウス」の購入を迷いに迷った大手企業管理職のAさん(55歳)夫婦です。 まさにアラフィフ世代のAさん、人生の折り返し地点を過ぎて一息つき、これからは自分たちの暮らしを楽しむ余裕も持ちたいと思っていたところ、電鉄系リゾートの広告に、ふと目が止まりました。懐かしい想いが湧いてきたからです。 「海外リゾートのヴィラ」のような物件に一目惚れした その電鉄系リゾートには会員専用のホテルがあり、Aさんの会社は法人会員になっていました。