ドイツの景気が日本よりも落ち込んでいる理由

世界的に景気の底入れを期待するムードが広がる中、依然として欧州・ユーロ圏は精彩を欠く状況が続いている。製造業PMI（購買担当者景況指数）はドイツを中心として惨憺たる状況が続いており、最新10月時点ではフランスだけが辛うじて好不況の分かれ目とされる50をなんとか維持しているような状況だ。主要国でも突出している「弱さ」の理由はどこにあるのだろうか。 最も大きな要因としては経済が外需依存構造であること、とりわけ主力の輸出品である自動車販売が世界的に停滞していることがよく挙げられる。2018年を例にとれば、世界の自動車輸出の4分の1以上がドイツ、フランス、イタリア、スペインからの輸出であるから、自動車業界全体の浮沈がそのままユーロ圏の景気を左右してしまう部分がある。 2つの要因による自動車生産の縮小が直撃 10月の世界経済見通しでもIMF（国際通貨基金）は自動車産業の停滞について相応の紙幅を割いて

[zef]

ドイツは国民性もそうかもしれないが、マーストリヒト条約による財政規律を守らないといけないため、財政赤字をあまり増やすことができない。ただ、財政政策を行わなければならないのも事実でジレンマに陥っている。

[lli]

リセッションの瀬戸際でも景気刺激に及び腰なドイツか。移民流入をコントロールしたい思惑も絡んでそう。

[maniwani]

“もちろん、産業空洞化と揶揄されることもあり、日本の状況のほうが良いとは一概に言えないのだが、ドイツに比べれば海外経済の環境に四苦八苦することのない体質になったということは言えるかもしれない。”

[atahara]

「両国の鉱工業生産を比較するとドイツの落ち込みの深さは日本のそれよりもかなり大きい。」

[k_igrs]

ドイツの心配をしてる場合かね。本邦は10月上中旬の輸出が前年比9.4%減、輸入に至っては21.3%減と経済が確実にシュリンクしてるよ。

[kaos2009]

“1つは中国の小型車減税が廃止されたこと、もう1つは欧州において厳格な排ガス基準が導入されたこと”

[howlingpot]

2000年代前半までのドイツは安定成長協定の財政制約を堂々と無視していたから、ギリシャ危機でも柔軟な態度を取れたはずなんだよね。傲慢な財政ナショナリズムというものがあって自縄自縛になっているように思う。

[kisaragiakagi]

やはりイギリスはEUから脱退すべきだ

[frothmouth]

“最も大きな要因としては経済が外需依存構造であること、とりわけ主力の輸出品である自動車販売が世界的に停滞していることがよく挙げられる。2018年を例にとれば、世界の自動車輸出の4分の1以上がドイツ、”

[daybeforeyesterday]

うーむ