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不倫、ヤク中、子持ちナースの聖なる二重生活
ワーク・ライフ・バランスという言葉は、いつからこれほどスタンダードになったのだろうか? 「仕事と生... ワーク・ライフ・バランスという言葉は、いつからこれほどスタンダードになったのだろうか? 「仕事と生活の調和」を取ることは確かに大切だが、ワーキングマザーにとっては理想を言えばキリがなく、悩みの尽きない問題だろう。子育て、家事、仕事、いずれも一生懸命になればなるほど(まじめな人ほど)、あれもできていない、これもできていないというマイナス思考にとらわれて、いっぱいいっぱいになってしまう女性も少なくない。 第10回は、ワーク・ライフ・バランスがまったく取れていない看護師ジャッキーのぶっ飛んだ日常を、ブラックなユーモア満載で描いた『ナース・ジャッキー』を紹介する。 ニューヨークのオールセインツ病院で働くジャッキー・ペイトン(イーディ・ファルコ)は、24時間体制で休みなく救急患者が運ばれて来るER(救急救命室)を切り盛りするベテラン・ナースだ。極めて優秀ではあるが、業務があまりにも過酷で慢性的な過労