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特集「変貌するNTT」の他の記事を読む 「これより、採決を致します。本案に賛成の諸君の起立を求めます」 4月17日に開催された参議院本会議。尾辻秀久議長が呼びかけると、議長席を取り囲んで座っていた議員のほとんどが一斉に立ち上がった。「過半数と認めます。よって本案は可決されました」。 この日、NTTに課してきた規制や義務を一部緩和する改正NTT法が可決・成立した。研究成果の普及責務を撤廃し、外国人役員の就任規制を緩和したほか、「日本電信電話」という社名を変更することも可能となった。 改正法成立を受け、NTTは「技術や市場環境の変化に合わなくなっている規制について、引き続き、積極的に議論に参加・協力する」とコメントした。 「廃止ありき」で進んでいたが… NTTの前身である日本電信電話公社の民営化に際し、国内市場の寡占を防ぐために制定されたNTT法。制定から40年近くが経った昨年、自民党内で抜本
「アマゾン、ふるさと納税に来春にも参入へ」──。 3月11日、朝日新聞がそう報じると、かいわいに激震が走った。アマゾンといえば、米国に本拠を置くECプラットフォームの巨人だ。アマゾンがふるさと納税の仲介サイト業に参入するとなれば、業界の勢力図が大きく変化することは間違いない。 ふるさと納税による寄付額は年々増加を続け、2022年度には9654億円に上った。23年度は1兆円を超えたことが確実視されている。1兆円市場になったことで、うまみがあるとみた「黒船」が襲来した。 現在、仲介サイト業では国内大手4社がシェアを争っている。 「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」「さとふる」「ふるなび」の4サイトだ。「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクの親会社であるチェンジホールディングス、「ふるなび」を手がけるアイモバイルの株価は、アマゾン参入が伝わった3月11日、それぞれ16.4%、11.0%
東洋経済オンラインでは、上場企業で働く非正社員について調査を続けている。今年も最新データを用いた、非正社員が多い会社のランキングを紹介したい。データは2023年1月期から2023年12月期の有価証券報告書から取得。全従業員に占める割合が1割を超えると開示が求められる臨時従業員数を、非正社員の人数として収集した。 非正社員が1万人を超えているのは97位の日清製粉グループ本社までで、前回調査の95社から微増した。上位500社で働く非正社員を単純合算すると400万人超になる。うち上位100社での非正社員の合計人数は241万人余りで、前回調査に比べて2万人ほど増加した。 各社で非正社員が多いセグメントは 断トツのトップはイオンで、非正社員数は26万5017人だった。従業員(正社員)を含めた42万5421人の雇用の62.3%を占める。イオンの海外売上比率は8%ほどで、国内で売り上げを90%以上稼いで
ゴールデンウィークも終盤です。家族や友人と、または1人でいろんなところにお出かけして楽しんでいる方もいれば、混雑が嫌だからと家でのんびりすごされている方もいるでしょう。 ただ、せっかくの連休です。少しくらいはいつもと違う雰囲気を味わってみませんか。ということで、最近何かと話題の半導体が作られる現場に読者の皆さんをお連れして、ほぼ毎週日本や台湾、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地の半導体工場を飛び回る現役エンジニアの情ポヨが解説していきます。 といっても、残念ながら実際に現場に連れて行けないので、記事でのご紹介です。セキュリティも厳しいので写真などもなく主にテキストだけです。それでも半導体に普段馴染みのない皆さんに半導体工場やそのセキュリティの雰囲気を知ってもらえたら嬉しいです。 なお、下記で登場する企業や工場は架空のものです。また資料にはニューヨーク州立工科大学のSUNY Poly EH&S
※本記事は2024年5月7日8:00まで無料で全文をご覧いただけます。それ以降は有料会員限定となります。 【配信予定】5月5日(日)Part1 地方創生の虚構 DMMが福島・国見町の事業で巨利を得るカラクリ 石破茂 「企業版ふるさと納税は見直すべきだ」 5月6日(月) 福岡・吉富町が地方創生コンサルに喰われたワケ PwCやアクセンチュアが「地方創生」で狙う果実 5月7日(火) <無料>アマゾン参入で「ふるさと納税」に起こる大変化 不誠実? ふるさと納税で儲ける代行業者の実態 トップは57%!「ふるさと納税依存率」全自治体順位 5月8日(水) 女性が犠牲となる地方創生「福井モデル」の限界 福井県初の女性副知事が“最も困っていること” 増田寛也 「人口の自然減対策は完全に失敗した」 1741自治体ランキング「ふるさと納税マイナス額」 5月9日(木)Part2 喰われないまちづくり 自治体ランキ
区の「保存樹木」に指定されていた、20メートルものケヤキの木。近隣住民に癒やしをもたらしてきたその大木が、ある日突然、伐採されることになった。所有者が保存樹木の指定を解除し、マンション開発されることになったのだ。 たかが1本の木、にすぎないかもしれない。指定を解除した所有者にも、マンション事業者にも法的な落ち度はない。それでも、この1本の木の話は今の日本における街づくりの課題を映し出している。考えてみたい。 ある日突然伐採が始まった 「私も、まさか切られることはないだろう、と思っていたんです。それが、ある日いきなり目の前で枝の伐採が始まっていて……」 東京・世田谷区に住む飯田りえさんは、そのときの「衝撃」を振り返る。 閑静な住宅街の一角にある敷地には、かつて大きな邸宅があり、その敷地内に、20メートルをゆうに超えるケヤキの巨木は立っていた。飯田さんの自宅からはそのケヤキの木がよく見え、都会
失恋や疎外感に苦しむ人が、彼女の歌を聴き、自分の気持ちを代弁してくれるような、カタルシスを覚えた。その露骨な、敗者・弱者目線の歌から罪悪感と優越感を抱いたり、怖いもの聴きたさの好奇心をそそられた人もいただろう。 彼女の歌には、負の感情と向き合う陶酔感すべてが詰まっていた。 ただ、1979年4月から「中島みゆきのオールナイトニッポン」がスタートし、楽曲のイメージとはまったく違う、明るくハイテンションな彼女のキャラクターが、徐々に認知されていくのである。 曲は暗くて怖いのに、おしゃべりは面白い。そのギャップがまた、彼女の人気を定着させた。 1980年に入ってもシングルは売れ続け、『悪女』(1981年)、『誘惑』『横恋慕』(ともに1982年)、『あの娘』(1983年)など、コンスタントにヒットしている。 意外とアイドルと相性がいい 中島みゆきの失恋ソングは、意外とアイドルとも相性がよく、多くの若
気がつけば、日本には、ずっと彼女の歌がそばにある――。 1970年代、80年代、90年代、2000年代、すべての時代でオリコンのシングルチャート1位を獲得しているソロアーティスト、中島みゆきだ。 1975年のデビューから愛され続けている彼女。デビュー50周年を目前にして、さらに注目度が高まっているのだ。 4月6日から18年ぶりに復活したドキュメンタリー番組「新プロジェクトX」では、前回同様に主題歌を担当。『新・地上の星』が流れ、視聴者の心を再び奮い立たせている。 そして角川武蔵野ミュージアムでは、4月20日から「中島みゆき展 『時代』2024 めぐるめぐるよ時代は巡る」(6月23日まで)が開催中だ。 時代に“愛される”というより、もはや“求められる”中島みゆき。価値観がまったく違う団塊の世代と令和のZ世代が、ノスタルジーという感覚を抜きに彼女の歌を聴き、つらいときには励まされ、脚を踏ん張る
会社で「つながり」のある人のほうが生産性が高い ――孤独が社会に与える影響について、どのような事例があるのでしょうか。 アメリカの調査会社ギャラップが世界中の労働者を対象に調査を行っていて、少なくとも1500万人の労働者を対象にした調査があります。 あらゆる年齢層、文化、男性、女性、すべてを対象とした調査で、「職場に友人はいるか」つまり、職場に個人的なことを相談できる人がいるか、と聞いたところ、「友人がいる」と答えた人は全体のわずか30%でした。言い換えれば、7割の人は職場に自分の人生について話せる人がいないのです。 しかし、職場に友人がいる30%の労働者は、上司や同僚から評価されると、仕事のクオリティがあがり、職場でよりハッピーになります。仕事場でのケガも減るし、その会社を辞める可能性も低くなります。 ――つまり、生産性が上がる、ということでしょうか。 そう言えます。もう1つは、職場に友
東京ディズニーシー(千葉県浦安市)にディズニーならではの世界観を取り入れた高級ホテルが誕生する。 それは「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」だ。6月6日にディズニーシーに加わる新エリア「ファンタジースプリングス」と併せて開業する。同エリアは「アナと雪の女王」や「塔の上のラプンツェル」、「ピーター・パン」をモチーフにしている。 ホテルは、東京ディズニーリゾートを周回するディズニーリゾートラインのベイサイド・ステーションから歩いて数分の場所にある。大きな花をしつらえたエントランスを入るとまず目に入るのはラウンジだ。 ほかの高級ホテルに引けを取らないラウンジ ラウンジで最も印象的なのは大きな3枚のガラス窓。そこからホテル名の由来にもなっているパーク内の泉(英語でスプリング)を見渡すことができる。天井も高く、雰囲気は高級ホテルそのものだ。中央のオブジェには同ホテルのモチーフである
2024年3月、製造から102年を経過した蒸気機関車(SL)が引退した。JR九州の「SL人吉」を牽引していた58654号機だ。 この機関車の形式は8620形。1914年から1929年にかけて672両が製造された旅客列車用の機関車で、1970年代まで日本各地で列車を牽引して活躍し、その形式から「大正の名機ハチロク」と言われた。 SL時代の末期まで活躍し、動態復元された58654号機に至っては100年以上の歴史を誇った古参のSLハチロク。その足跡を追ってみよう。 越美北線のお召し列車、花輪線の3重連 8620形は旅客用として全国各地の線区で重宝されたが、戦後は貨物列車にも使われることが多かった。筆者は8620形の均整のとれたスタイルに魅せられ、故郷の越美北線で運用されていたこともあり多数の記録を残している。 まずはその越美北線のハチロクの記憶をたどってみよう。特筆されるのは、1968年10月に
中国の自動車産業はEV転換の初期段階にある。その転換は今後何年と続き、いずれは多くのガソリン車工場が消える見通しだ。そうした長期にわたる変化をどう切り抜けるかに、今後の中国経済の成長は左右されることになる。中国の自動車産業は極めて巨大で、労働人口にも巨大な変化をもたらしうる。 それは中国以外の世界にも多大な影響をもたらす。中国は世界最大の自動車市場で、昨年には日本とドイツを追い越して世界最大の自動車輸出国になった。中国車の国外販売は爆発的に伸びている。 生産過剰のガソリン車を大量に輸出 上海のEVコンサルタント、ビル・ルッソによると、輸出される中国車の4台に3台は中国国内で必要とされなくなったガソリン車だ。他国のメーカーは、中国ガソリン車の輸出に押しつぶされる脅威にさらされている。 その一方で、中国のEV企業は新工場に多額の投資を続けている。BYDをはじめとする中国の自動車メーカーは今後、
「今(鈴木先生の)高校に通っている生徒たちには、飢餓感がない」 開口一番、鈴木先生はそう口にしました。 「昔を振り返ると、私が勤める高校は地域の”底辺校”と揶揄されて、生徒や親自身も、将来を悲観し、焦っていました。 『このままだったら、自分(生徒)はちゃらんぽらんな人生を送ることになるかもしれない。食いっぱぐれてしまうかもしれない。そうならないように、頑張らなければならない』と。 つまり、何かしらの努力をする、気力がある生徒たちが多かったのです。そういう生徒たちに対する指導は、まだやりやすかったのですが、最近ではまったく状況が異なります。 『自分は、このままでいい』と考えてしまっていて、何かをやろうとする意欲が低下しているのです」 「今と昔で、生徒の心持ちは大きく変わってしまった」と、鈴木先生は嘆きます。 「学校の雰囲気も含めて、全然(質が)違っていますね。昔は、ヤンキーや不良と言われるよ
イーロン・マスクが、テスラで電気自動車(EV)の充電ステーション建設を手掛ける部門で人員削減を行い、アメリカ最大かつ最も信頼性の高い充電ネットワークの将来に不安をもたらしている。 他メーカーとの契約どうなる?と不安の声 テスラ社員約500人がレイオフされ、その多くが4月30日にSNSに投稿し、テスラのCEOであるマスクが昨年、ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーター、その他の自動車メーカーの首脳と交わした、他社製のEVがテスラのスーパーチャージャーステーションを利用できるようにする契約について疑問の声を上げた。 テスラが他のEVメーカーと結んだ協定は、購入者がドライブ中に急速充電器を見つけられることを保証するもので、多くの人々がEVの購入をためらっている主な理由の1つに対処するものだった。また、マスクにとっては、テスラの技術を証明し、自動車業界に対する圧倒的な影響力を与える「クーデ
インバウンドの盛況が止まらない。 2024年1〜3月の訪日外国人観光客は856万人と2019年1〜3月よりも6.3%多く、観光庁が発表した訪日外国人消費動向調査(1次速報)によると、2024年1〜3月期の旅行消費額(推計)は、2019年1〜3月比50%増の1兆7505億円となった。訪日中国人のセグメントについてみると、人数はそこまで回復していないのだが、消費額は一番貢献している。 コロナ禍を乗り越えてきたインバウンドの波に、乗っていきたい自治体や企業も多数あり、筆者のところに、訪日中国人や華僑に関する情報を求める方々も増え続けている。 消費額が増えているのは幻想に過ぎない しかし、ここであえて注意喚起をしたい。外国人観光客は本当に日本での消費を増やしているだろうか。今の日本は特に富裕層の中華圏の人にとって、「憧れ」から「安いところ」に陥っていないか。これからの日本は、何をもって観光産業を長
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