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薬都・富山は?震災が「医薬品供給」へ与える影響度
元日に発生した能登半島地震は、家屋の損壊などにより多数の死傷者を出した。被災地では、現在も救命活... 元日に発生した能登半島地震は、家屋の損壊などにより多数の死傷者を出した。被災地では、現在も救命活動が続けられている。 負傷者や、持病がある被災者には、薬の供給も必要となってくる。しかし今回の震災では、複数の製薬企業の生産拠点にも被害が及んだ。 富山の2社の工場で影響出る可能性 「越中富山の薬売り」――。最大震度5強を観測した富山県は、そんな言葉で知られる通り、古くから医薬品産業が盛んだ。今も医薬品製造などに関わる企業が集積している。 富山が地盤のジェネリック大手・日医工は、富山市にある本社の外壁が剥がれる、エレベーターが止まるなどの被害を受けたが、1月3日までに復旧作業を行った。社員の安全は確認済み。富山県滑川市の物流センターは、配送先の医薬品卸などの受け入れ状況を見極めつつ、出荷を調整しているという。 同じく富山市に本社を置く医薬品の原薬製造などを担うダイトも、生産設備や品質管理設備に異