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パリ五輪
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2024年7月15~18日まで中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(20期3中全会)が開催された。会議では習近平総書記の説明演説に基づき、「改革のさらなる全面的深化と中国式現代化の推進に関する中国共産党中央の決定」(「20・3決定」)と題する決議が採択された。 これまで3中全会は、直近に開かれた共産党大会で提出された政治、経済、社会、文化、外交、軍事・安全保障、党務など多方面に及ぶ政策領域の長期方針に基づき、とくに経済分野を中心に、それに関係する行政や民生上の課題(戸籍、労働、社会保障など)について中期的な改革の取り組みを決定する重要な会議として位置づけられてきた。 それゆえ今回の3中全会前にも、日本をはじめ海外の専門家の間には中国経済・社会が直面する構造的な課題に対し、一定の方向性が示されるのではないかとの淡い期待があった。ポスト・コロナ期になっても十分に回復しない足元の景気動向や
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円安下のインバウンド需要を追い風に絶好調のユニクロが、利益の4分の1を稼ぐ中国市場で不振に陥っている。日本ではバブル崩壊後に価格破壊を起こし、デフレ消費の勝ち組として成長したが、当時の日本と同じような不況にある中国では逆に消費者離れを招いている。 ユニクロやジーユーを運営するファーストリテイリングは7月11日、2024年8月期第3四半期決算(国際会計基準)を発表、通期予想を上方修正した。売上収益は前年比11%増の3兆700億円、純利益は3650億円と過去最高を見込む。 前年は過去最高だったものの… 国内ユニクロ事業はインバウンド需要の強い追い風を受け大きく伸びた。値引きを減らしたことが奏功し、粗利益率も向上している。海外ユニクロ事業も直近の2024年3~5月は北米、欧州、東南アジアが大幅な増収増益だった。 一方、ファーストリテイリングの稼ぎ頭だった中国のユニクロ事業は3~5月、大幅な減収減
2024年7月は、今後のウクライナ情勢に大きな影響を与える政治的出来事が相次いだ。ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟は「不可逆的」と初めて表明したNATO首脳会議。そしてアメリカ大統領選で共和党候補のトランプ氏への暗殺未遂だ。 トランプ氏は「ゼレンスキー政権に対し、早期和平に向けロシアへの譲歩を押し付けるのではないか」との見方も出ている。また、バイデン大統領の再選出馬断念と、ハリス副大統領の出馬表明もあった。2024年11月の大統領選では、アメリカのウクライナ政策も大きな争点になる。こうした劇的展開を受け、今後のウクライナ情勢の焦点を探った。 8月以降、ウクライナが仕掛ける勝負 「これから必要なのは戦場でのモメンタム(弾み)だ」。2024年7月末、キーウの軍事筋はこう語った。NATOサミットの結果を外交的成果と総括するゼレンスキー政権は8月以降、新たな軍事的勝負に出る構えだ。最大
シンガポールは安全、清潔な都市として、世界各国からの観光客で賑わう地である。 いっぽうで、整然としすぎているため、アジア特有の屋台がひしめくような混沌とした雰囲気がない。「きれいすぎて食指がむかない」という人も多く、好みが分かれるところである。中華系、マレー系、インド系と人種のるつぼといわれた多民族国家、そんなシンガポールを2024年2月に訪ねた。同国の鉄道の現在をレポートしたい。 1987年開業のMRTはすでに6路線 鉄道といっても東京23区とほぼ同じ面積の島なので、島内の鉄道は都市内交通のみ、いわば地下鉄(以下MRT=Mass Rapid Transit)が唯一の鉄道で、そのほかにゴムタイヤ駆動のLRTがあるだけである。 筆者が最初にシンガポールを訪ねたのは1984年に遡るが、その頃は島内の鉄道はなく、MRT最初の区間が開通したのは1987年のことである。当時はアジアでは地下鉄はあまり
左が西野さんの食生活で頻繁に登場する「重ね煮」。無水鍋に塩を入れ、大量の野菜を投入し、トップに鶏むね肉を乗せて再び塩をかけて蒸す。入れる野菜はきのこ、人参、白菜、小松菜、かぼちゃなどお好みで。 ――お米は減量に問題ないんですね。 僕も炭水化物はNGだと思っていました。だから「お米はパワーになるので食べてください!」って言われたのには驚きでしたね。実際、寿司にはかなり救われました。食事制限を始めたばかりの頃はスシローとくら寿司が唯一生き残った僕のごちそうで。いまも外食チェーンにお世話になることがあります。大戸屋のホッケ定食、吉野家の鮭定食、サブウェイの糖質 低めのサンドイッチなど食べてますね。あと、トレーニー御用達の「筋肉食堂」にも1週間前に行きました。 「空腹ブラックコーヒーウォーキング」が効果的 ――体脂肪や体重のビフォーアフターを教えてください。 11カ月前の体脂肪は23%で、いまは7
10年来放送が続く深夜ドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)は、1人飯の喜びを描いて人気を博した。人付き合いで疲れたドラマの主人公、井之頭五郎の「個食」は、確かに人にとやかく言われる筋合いではない。しかし、もし1人飯が不本意だったら?「孤食」なら、それは放置できない問題ではないだろうかーー。 「われわれが孤独を問題視するのは、人と話す機会が減ってしまうと、精神的にいいコンディションになりにくい傾向を感じているからです。悩みが肥大化し、解決も遅くなる」と話すのは、コーチングを手がけるはぐくむの小寺毅社長だ。 1人で食べるのが常態化している若者 大学講師や企業研修の仕事も行うため、幅広い人たちに接する小寺社長が20~30代の若い世代に「ご飯はどうしているの?」と尋ねると、職場で仕事しながら食事したり、コンビニで買ってサッと済ませるという人が多いという。「タイパ飯」という言葉が流行する時代だ。日
2023年8月に開業した宇都宮ライトレールの業績が好調だという。人口減少社会におけるコンパクトシティ構想とも親和性の高い、路面電車(LRT)の「復活」に向けた先駆的な事例となりそうである。 路面電車は、低額な運賃で利用可能な交通手段として、かつて全国の都市に存在したが、急激に進んだモータリゼーションの波にのまれ、次々と姿を消していった。その代表的な例として横浜市電が挙げられる。今から120年前の1904(明治37)年7月15日に私鉄の横浜電気鉄道として開業後、1921年に市営化。1972年3月に全廃されるまで67年8カ月の長きにわたって横浜市民の足として走り続けた。 今回は横浜市電にまつわる“6つの謎解き”をしながら、どのような路線だったのか、あらためて振り返ってみたい。 謎の多い「市電のビール輸送」 ■Q1:貨車でビールを運んだ? 横浜市電の前身となった横浜電気鉄道は、神奈川駅前(現・青
スキマバイトアプリを運営する「タイミー」が本日7月26日、東証グロース市場へ上場する。公開価格ベースでの時価総額は1379億円。2018年8月のサービス開始にもかかわらず、「ユニコーン企業」となった。 創業者の小川嶺代表(以下、人物の敬称略)は27歳。立教大学生だった20歳のときにファッション事業を起業したが、事業存続に悩み自ら畳んだ。その後、残った借金30万円(うち20万円は親から)の返済のため、アルバイトに勤しむことになった。 「なんで応募にメールを使うんだろう。アプリで完結すればいいのに」。忙殺される中、ふと抱いた不満がきっかけとなった。そこからタイミーのアプリ開発とサービスの構築が始まった。 「すぐに働けて、すぐにお金がもらえる。コツコツがんばっている人が報われる世界を作る」。創業時から一貫して小川がこだわってきたことだ。 その言葉のとおり、タイミーのアプリは、仕事探しからマッチン
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