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東芝が長野電鉄の一部区間で2021年度から実施している鉄道自動運転システムの実証実験が基本動作検証を完了したことが東洋経済の取材でわかった。同社の自動運転システムの開発状況については2021年10月18日付記事(地味でも年商1000億、東芝「鉄道ビジネス」の実力)でも触れているが、実用化に向け一歩前進した格好だ。 各社が実用化目指す「レベル2.5」 鉄道の運転の自動化レベルは、レベル1(運転士が発進、停止、加減速などの操作をすべて行う非自動運転)、レベル2(一部の操作が自動化され、運転士が出発時の安全確認、ドア操作、発車、緊急停止、緊急時の避難誘導を行い、列車間隔の確保や加減速、駅での停止はシステムが行う半自動運転)、レベル2.5(運転士以外の係員が先頭車両の運転台に乗務し、緊急停止操作や避難誘導を行う条件付き自動運転)、レベル3(運転士以外の係員が乗車し緊急時の避難誘導を行う条件付き自動
設定アプリにズラッと並んだ項目の順番を、入れ替えたいと思ったことはないだろうか。中には機種変更するまで1回も開かないものもあるはずだ。よく使う順に並べ替えられれば、操作性は確実によくなる。Galaxyシリーズには、それができる。 「Good Lock」で手に入れる快適なスマホライフ ただし、設定メニューの入れ替えなどは、システムの深い部分に触るため、通常はユーザーが触れることはできない。このような時のため、Galaxyシリーズは専用のカスタマイズツール「Good Lock」を用意している。アプリの提供元は「Good Lock Labs」になっているが、実態としては、サムスン電子自身が提供している。裏技的に、同社が別名義で配布しているというわけだ。 このアプリは、Androidスマホで一般的なPlayストアではなく、Galaxy専用のアプリストアである「Galaxy Store」からダウンロ
日本で生成AIと言えば、OpenAIのChatGPTがその代名詞。この傾向は日本でのオフィス開設も加わって、さらに高まっているが、そのOpenAIやGeminiをはじめとする多様なAIサービスを提供するグーグルと並んで存在感を示している企業がある。 このジャンルに注目している方ならばご存知だろうが、AnthropicというAI専業ベンチャーである。AnthropicはOpenAIの運営方針に異を唱えるメンバーがスピンアウトした2021年創業の生成AIスタートアップで、アマゾンとグーグルが巨額を出資していることでも知られる。 滑らかな文章を生成するClaude 同社の大規模言語モデル“Claude(クロード)”はその性能の良さから注目されていたが、特に注目を集めるようになったのは、今年3月4日に発表されたClaude 3からだろう。特徴的な性能や機能もさることながら、印象的だったのは生成する
日本生まれなのに、小学校入学まで日本語に触れないことも 埼玉県川口市でクルド人へのボランティア活動を行う小室敬子氏。彼女の1日は、例えばこんな風だ。 朝、クルド人が通う中学校の教員から「◯◯くんが学校に来ないんです」と電話がかかってくる。小室氏は急いで本人に連絡し、休むなら学校に連絡するよう促す。クルド人や行政職員などの複数の相談を受けた後は、進学を目指すクルド人の高校生と共にオープンキャンパスを梯子。「毎年複数の大学を回っています。一度は手渡してくれたパンフレットを、クルド人と見るや『対象外です』と取り返されたこともある」と言う。 再び川口市に戻り、日本語教室を開ける。小中高校生やその母親がやってくるので、日本語学習、学校の宿題、生活のあれこれなどに、トルコ語と日本語を織り交ぜながら対応する。クルド人生徒の三者面談に行くこともある。 小室氏がここまで支援するのは、子どもの教育に対するクル
まだ辺りは暗い早暁、真冬の札幌駅。遠くに前照灯の小さな光が現れる。やがて古い気動車がエンジンの音を震わせ、ゆっくりと入線してきた。2両編成の姿は大都市のターミナルには少々場違いだが、あまり人目につかないこの時間だからこその光景にも思える。 早朝にもかかわらず、ホームには多数の乗客が待っている。列車が停まり、一息おいてドアが開くとともに続々と人々が車内に乗り込んでいく。朝帰りと思われる若者の男女、これから仕事にいくのだろう背広姿の男性、そしてこの列車を目当てとする鉄道ファン。 札幌5時54分発、旭川行き普通列車。電化されているこの区間に古ぼけた気動車が充当されるのはこの1本のみだった。 郷愁を誘う昭和の気動車 2024年3月のダイヤ改正に向けたJR北海道の2023年12月15日付プレスリリースには「石北線と釧網線の快速・普通列車すべてをH100形電気式気動車に置き換えます」との記載があり、そ
海上自衛隊の潜水艦修理に絡む川崎重工業の裏金問題が明らかになった。川重は架空取引で裏金を作って、組織的に潜水艦乗員に対して飲食などの接待、家電やゲーム機、釣り用具などの物品を隊員に渡すなど便宜を図っていた疑いがもたれている。 我が国で潜水艦を建造できるのは川崎重工業(川重)と三菱重工業(三菱重工)の2社だが、潜水艦メーカーが本当に2社必要なのだろうか。 アメリカ、スウェーデン、イギリス、フランス、ドイツ、フランス、イタリアなどの潜水艦製造を行っている国では輸出を行っている国もあるが、潜水艦メーカーは1社に集約されており不都合は起きていない。例えばフランスはタレス社とフランス政府が株式を保有するDCNS、ドイツはティッセンクルップ・マリン・システムズ傘下のHDWなどだ。 海自潜水艦で競合関係にない川崎重工業と三菱重工業 海自潜水艦の設計は両社が共同で行っており、同じ潜水艦を隔年で建造しほぼ同
経団連は6月10日、選択的夫婦別姓の早期実現を求める政策提言を発表しました。経団連がこの問題で政策提言を発表するのは初めてです。十倉雅和会長は、6月25日の記者会見で「オープンにスピーディーに議論を」と念押ししました。 一方、個々の企業はこの問題をどのように見ているのでしょうか。今回、大手企業の人事部門・ダイバーシティ担当部署の関係者39名にアンケートとヒアリングで調査を実施(企業としての公式回答ではありません)。企業の認識がどのように変化しているのかを確認し、今後の展開を占います。 選択的夫婦別姓に「賛成」が多数 まず、選択的夫婦別姓に対する個人的なスタンスを尋ねました。 賛成:29名/反対:3名/その他:7名 「賛成」の回答者からは、「選択肢が増えるのは良いことでは」(小売り)という意見に加えて、反対派やこの件への対応を進めない政府に対する、強い調子の批判がありました。 「家族関係が希
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