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アメリカはこれまでも「自由貿易の盟主」だったのか?「トランプ関税」はその変貌なのか?経済史家・小野塚知二教授がたどる貿易250年の歴史
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アメリカはこれまでも「自由貿易の盟主」だったのか?「トランプ関税」はその変貌なのか?経済史家・小野塚知二教授がたどる貿易250年の歴史
――トランプ大統領は「アメリカを再び偉大な国にする」と言いますが、いったいどの時代に戻りたいのでし... ――トランプ大統領は「アメリカを再び偉大な国にする」と言いますが、いったいどの時代に戻りたいのでしょうか。 おそらくトランプ政権に歴史の参照軸はない。通商政策とは一貫して大人の慎重で冷静な技だったが、それを世界最大の国の大統領とその取り巻きが子どものおもちゃに変えてしまった。 貿易体制の歴史は、250年のタイムスパンで考えなければならない。18世紀半ばに始まった産業革命のさなかで、自国の産業を保護するための保護関税は当たり前、関税率は2国間の協定や条約で決めるのではなく、その国が勝手に決めていた。いわゆる重商主義の時代だ。 1776年に初版が刊行された『諸国民の富』で、アダム・スミスは重商主義政策を批判した。同じ年にアメリカの独立宣言が採択され、アメリカ合衆国という特殊な国ができた。 保護主義を貫いてきた唯一の例外国 ――アメリカはどう特殊なのですか。 基本的に国内でモノがこと足りてきた数