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本格再開されない北朝鮮旅行に、かすかな変化の兆しが見え始めた。2025年3月、朝鮮国際旅行社(KITC)瀋陽支社に日本担当の新代表が着任。長らく不在だった日本担当の復活は、観光再開への期待感をわずかに高めた。 KITCは、観光目的で北朝鮮を訪れるすべての日本人を担当する北朝鮮側のカウンターパート的な旅行会社で、日本人以外の多くの外国人も担当する北朝鮮を代表する国際旅行社だ。日本人観光客は、どの旅行業者を通しても、北朝鮮滞在中はKITCが担当するという仕組みになっている。 担当者は来たが事務所がない しかし、観光再開への道筋はまったく見えていない。KITC瀋陽の新代表は着任したが、事務所がないからだ。 KITCは、高麗航空の営業所とともに、旧・七宝山ホテル(瀋陽市和平区)に事務所を構えていた。2000年開業の七宝山ホテルは、世界最大規模の北朝鮮系ホテルとして知られていた。 中朝ジョイントベン
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教壇からは、児童のPC画面も表情も見えない 「ウェブ上で遊べるゲーム(ヘビゲーム、ピンボールなど)を授業中にやりまくる子、卑猥な言葉を音声入力で検索して騒ぐ子、色の反転や画面回転、拡大縮小といった障害者向けの支援機能で遊び続ける子、デジタルドリルの1番やさしい問題を繰り返してポイントを稼ぐ子、『充電切れた』『パスワード忘れた』で授業が終わってしまう子。これらはすべて最近の授業で起きたことです」 これは、「教員のリアル」体験談募集フォームに寄せられた秋山さんのメッセージを一部編集したものだ。話を聞くと、秋山さんは「自己コントロールの未熟な子が、PCに翻弄されている」と表現した。 「実は、特別支援学級じゃない通常学級でも同様の事例が起きています。目の前に、ゲームができるPCがあるわけですから、ゲーム機を渡しておいて『ドリルを解きなさい』と言っているようなものです。ましてや、目の前のものを我慢し
大阪・関西万博の会場で、警備員が来場客に対して「土下座」していたとの動画が拡散され、注目をあびている。 運営側は警備員が自主的に土下座したとの認識を示しているが、SNS上では「カスタマーハラスメント(カスハラ)ではないか」といった指摘が相次いでいる。 しかし、ネットメディア編集者の筆者は「カスハラの有無」よりも、より重要な論点があると考えている。あらゆる出来事が現地から拡散される「スマホ社会」について、どこまで運営側が現状把握できていたのか。その認識の甘さが、次なる問題を招くのではないかと心配しているのだ。 土下座は「自主的」に行われたとの認識 動画は2025年4月17日16時ごろ、会場の出入り口付近で撮影されたとされる。 警備員らしき制服に身を包んだ人物が、目の前にいる男性に向けて、土下座している光景が記録されている。撮影者は遠巻きから捉えていたのか、映像は徐々にズームしていく。そして男
あの「4年に一度のサッカー祭典」で、権利ビジネスをめぐり異変が起きている。 国際サッカー連盟(FIFA)が、2026年に北中米で開催予定の「FIFAワールドカップ2026」において、日本での放映権販売の代理店を電通以外で調整していることが、東洋経済の取材でわかった。 これまでの男子ワールドカップでは、FIFAは電通と国内での代理店契約を結び続けてきた。しかしFIFAは目下、同社のライバルである博報堂と交渉を進めているとみられる。 今年3月にアメリカ・ダラスで開催された、2026年大会に向けた放映権ビジネスのワークショップ。「日本からはNHKと博報堂が参加した」(FIFA)とする一方、電通は参加がかなわなかった。「電通からの参加要請をFIFAが断ったようだ」(代理店関係者)。いったい何が起きているのか。 FIFAと電通にすきま風 電通はワールドカップが開催されるたびに、FIFAから放映権を預
AndroidとiPhoneで、LINEなどのサードパーティアプリを使わず、無料のメッセージを送受信し合う方法がある。それが「RCS(Rich Communication Service)」だ。RCSは、世界各国のキャリアが中心になって仕様を策定した規格で、SMS、MMSの発展形に位置づけられている。グーグルも早くからこの規格策定にコミットしており、GoogleメッセージをRCSに対応させた。そのため、GoogleメッセージでRCSを有効にしている同士であれば、メッセージを送信する際の料金がかからない。 やり取りできるコンテンツがテキストだけだったSMSに対し、RCSは画像や位置情報、スタンプなども送信可能。さながら、LINEのようにリッチなコミュニケーションが取れる。一方で、iPhoneは自社プラットフォーム同士だけで完結するiMessageを採用したこともあり、Androidとのやり取
「とにかく史料の散逸を防ぐことが最優先されるべきだと考えたのです。その一心で、国立化されたハンセン病資料館に移管したのに、その史料が存在しないなどということがあるのでしょうか。当時の関係者であれば、誰もが知っているはずなんですが……」 かつて、ハンセン病の史料の整理に当たった関係者が、そうつぶやいた。 国立療養所多磨全生園(東京・東村山市)の敷地内にある国立ハンセン病資料館。そこに保管されているはずの戦前・戦中のハンセン病患者らの処遇を示唆する多数の史料が所在不明となっている。 “消えた”のは「癩患者徴兵検査書類」「収容患者兵事関係書綴」などの史料。いずれも、これまで表立っては知られていなかったハンセン病の療養所内がどのように戦時体制と接点をもっていたのかを検証するうえで重要な1次史料と思しきものばかりである。 ハンセン病患者に対するかつての隔離政策を問い、国を相手取った「ハンセン病違憲国
京都で料理の提供を縮小する宿が静かに増えている。 素泊まりのみのプランを用意したり、朝食のみを提供したり、修学旅行生にのみ食事を用意したり、飲食店の予約代行をしたりと方法はさまざまだが、一般的な“1泊2食付き”プランからの撤退という点では共通している。 オーバーツーリズムが問題になるほどインバウンドが活況の京都でなぜ今、料理の提供を縮小するのだろうか。宿に話を聞いてみると、人手不足だけではない意外な理由が見えてきた。 「想像していた日本食と違う」 今回、匿名を条件に京都市内の4軒の旅館が取材に応じてくれた。 京都の老舗料理旅館Aは昨年の夏から夕食の提供をやめて、食事は朝食のみにした。旅館Aのインバウンドの宿泊需要は高く、客の9割以上が外国人観光客。その反面、食事つきプランの需要はほとんどなく、料理旅館として面目を保つべく粘ってみたものの、料理長が定年退職したのを機に料理の提供をやめることに
「THE SECOND」という、一際熱いお笑いトーナメントがある。出場資格は、結成16年以上の漫才師。つまり、ベテラン芸人ということだ。 同じくお笑いトーナメントであり、国民的な人気イベントとなった「M-1グランプリ」は、結成15年以内の芸人しか出場できない。「THE SECOND」は、「M-1」に出場できなくなり、ブレイクのきっかけを失ってしまった漫才コンビのための「セカンドチャンス」の場なのだ。 結成23年間のうち、専業できたのは4年だけ 2025年もすでに選考会が行われており(5月にテレビ放映されるグランプリファイナルがある)、そこで注目されているコンビがいる。 昨年、「THE SECOND~漫才トーナメント~2024」でファイナリストとなった「ハンジロウ」の2人だ。主にツッコミを担う「しゅうごパーク」さんと、ボケ担当の「たーにー」さんからなる沖縄出身の芸人である。 「僕らはコンビで
4月13日、「2025年日本国際博覧会」(略称「大阪・関西万博」、以下「大阪万博」)が開幕しました。 開催前は建設費や運営費などのさまざまな問題から「不要」「興味なし」などの酷評が目立っていたものの、はじまってみたら、連日テレビやネットでは朝から夜までトップニュースとしてフィーチャーされているほか、芸能人やYouTuberも活発に発信。 テレビでは生放送の情報番組などでライブ中継され、ネット上では賛否両論があがるなど、意外なまでの盛り上がりを見せています。 ただ、開幕したあとも、「異常な大混雑と行列」「現金が使えず混乱」「食事が高すぎる」「2億円トイレは使用禁止」「無料招待でも行かない地元の小中学生」「大屋根リングがゆがんでいるという疑惑」などのネガティブな記事が続出しているのも事実であり、「とらえどころがないイベント」という印象の人もいるのでしょう。 大阪万博がけっきょく最大の話題になっ
足元では消費が伸び悩んでおり、1~3月期の実質GDP成長率における民間消費支出はマイナスとなる可能性が高まっている。背景には、コメ価格を中心とした食料品価格やエネルギー価格の高騰を受け、家計のマインドが悪化し、節約志向が強まっていることが挙げられる。 実際、家計のマインドを表す消費者態度指数は4カ月連続で低下し、3月分は約2年ぶりの低水準となった。 実質賃金の低迷が続いているのだから消費が弱いのは当然だ、と言って片付けてもよいのだが、最近の個人消費はやや経験則とは異なる傾向がある。具体的には、選択的支出の底堅さと基礎的消費の弱さである。 外食を減らさない2つの理由 一般的に消費マインドが悪化しているときには節約志向が高まることで、旅行や教養娯楽、外食などのサービスをはじめとする選択的支出が抑制されやすい。一方、食料や光熱費などの基礎的支出は減らすことが難しいため、維持されやすい。 長期的に
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