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夜を思う - あたし、めりーさん。今、あなたが心の中にいるわ。
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ご好評頂いたのでちょっと調子に乗って。 - 命の水、と僕はそれを呼んだ。 白い息を吐きながら夏に焦が... ご好評頂いたのでちょっと調子に乗って。 - 命の水、と僕はそれを呼んだ。 白い息を吐きながら夏に焦がれていた僕だったが、実際の夏がやってきた時、僕はほとほと疲れ果てていた。 西日差し込む部屋は日中窓を締め切っているせいかサウナのように熱く、その熱は零時を過ぎてもまだ部屋の中でぐずぐずと居座っているのだった。換気扇もなく、風の通りも悪い四畳半。嘘みたいなキッチンはやっぱり嘘みたいに高性能で、湯沸し器もないのにお湯が出た。しばらく流し続けていると、これまたやはり嘘みたいに今度は手を切るように冷たい水が出てくる。 命の水。 "water to go"というevianの広告のコピーを高校生の僕は「生きてゆくための水」と訳したが、まさに蛇口から溢れ出る水は僕が生きながらえるための貴重な資源だった。 ぬるま湯になるまでの時間を図りながら野菜を冷やし、つけている方が暑い扇風機のモーターを冷やすために雑巾