｢白人は救世主？｣ムスリム少女を救った若者がフェイスブックで語る | cafeglobe

その青年は、マントを付けていないヒーロー。勇敢で心優しい人物として賞賛の的となり、コメントを求められた母親は｢自慢の息子だ｣と語った。 ｢英雄｣の複雑な心境だが、翌週の半ばに差しかかるころには、メディアの注目、ネット上での賞賛の声、さらには自分へ寄せられた見舞金の額、これら全てに対して彼は違和感を持ち始めていた。 21歳のマイカ・フレッチャーは自室でカメラに向かい、自分の思いを発信することにした。彼は、5月26日にオレゴン州ポートランドの電車の中で、ヘイト的な暴言を2人の少女たちに浴びせていた男を止めようとした3人の乗客のうちの1人。逆上した男にナイフで刺され、フレッチャーは首に重症を負い、残りの2人は死亡した。 ポートランド州立大学の学生であるフレッチャーは、世間の関心が自分へ集中するなか、重要な被害者2人の存在が忘れられていると心配していた。 ｢肝心なのは、女の子たちを思いやることだ。

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おいらは何よりも、こんな分断をもたらした何かへの怒りで満ちている。