エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
庄野潤三の小説とオムライスの思い出 - ヒロシコ
「かきまぜ」というのは、四国徳島の郷土料理でまぜずしのことだ。このかきまぜが、庄野潤三の小説には... 「かきまぜ」というのは、四国徳島の郷土料理でまぜずしのことだ。このかきまぜが、庄野潤三の小説には必ずといっていいほど登場する。庄野のお父さんお母さんが徳島の出身で、潤三と結婚した奥さんはお義母さんから作り方を教わり、以来、父母の命日やお盆お彼岸にはこの徳島風まぜずしの「かきまぜ」を作ったという。 眠るまでの少しの時間、枕元で『ザボンの花』や『夕べの雲』などの古本屋さんで見つけた庄野の昔の文庫本をひっぱりだし、手当たり次第に頁をめくって開いた頁を摘み読みするのを僕は無上の楽しみとしている。ゆうべはそれが『庭のつるばら』という文庫本だった。いつものようにパラパラとめくっていたら、やはり何度か「かきまぜ」は出てくる。そうして知らないうちにほっと頬がゆるむのを感じた。安心してぐっすり眠られそうな気になった。 ふと僕には庄野のような、母親が作ってくれた愛着のある郷土料理というのがあるだろうかと思い浮
2018/08/17 リンク