高齢者の定義「5歳引き上げ」を ウェルビーイング実現へ提言―諮問会議 時事通信 経済部2024年05月23日19時15分配信 経済財政諮問会議で発言する岸田文雄首相=23日午後、首相官邸 政府は23日、経済財政諮問会議(議長・岸田文雄首相)を開き、ウェルビーイング(身も心も満たされた状態)社会の実現に向けた方策を議論した。民間議員は健康寿命が長くなっていることを踏まえ、高齢者の定義について「5歳延ばすことを検討すべきだ」と指摘。その上で、全世代のリスキリング(学び直し)推進を提言した。 グローバルサウスと連携を 投資や人材確保を提言―諮問会議 政府は高齢化率などを計算する際、65歳以上を高齢者としている。 民間議員はまた、若者の待遇改善や女性・高齢者の労働参加促進を通じ、社会保障の持続に必要とされる実質1%の経済成長を確保すべきと強調。必要な政策を「新たな令和モデル」としてまとめるよう求め