極左活動家を国鉄敷地で拘束 五輪前TGV妨害との関連捜査―仏当局 時事通信 外信部2024年07月29日23時00分配信 フランス国鉄の高速鉄道(TGV)の走行を確認する作業員=26日、北部シャルトル郊外(AFP時事) 【パリ時事】フランス捜査当局は28日、北部ルーアン郊外の仏国鉄(SNCF)敷地内で、極左活動家の男を拘束した。仏メディアが29日、一斉に報じた。当局は、パリ五輪開会式直前に起きた高速鉄道(TGV)網に対する破壊行為との関連について、調べを進める。 【特集】「孤立無援」と「社交性」の半世紀 過激派メンバー「桐島聡」の逃亡生活 報道によると、男は20代後半で、以前から情報当局の注意対象だった。男の車内からは、SNCFの敷地内に入るための鍵やペンチ、極左との関連をうかがわせる書類などが見つかった。現場では男以外に複数の不審人物が目撃されたが、逃走したという情報もある。 取り調べに