ピエール・エルメさんの革新 パティスリーを高級店に - 日本経済新聞

赤いバラの花びらをまとい、バラとライチ、フランボワーズが調和する「イスパハン」。バニラ尽くしの「アンフィニマン ヴァニーユ」。あふれるほどにクリームがはさまれ、ケーキのように多彩な味わいが広がるマカロンの数々。創業から25年、「ピエール・エルメ・パリ」が世に送り、人々を歓喜させた菓子の傑作は枚挙にいとまがない。1961年に4代続くフランス・アルザスのパティシエの家系に生まれ、14歳のとき「ルノ

[k-takahashi]

“通常と変わらず（もしくはそれ以上に）おいしい菓子にすること。あえて植物性やヘルシーさについてアピールしない”