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セキュリティ
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年に一回、大学の方に提出することが義務づけられている紀要用の小論。去年からドゥルーズをテーマに書いている。今年はドゥルーズの空間論についてごく簡単にまとめた。ヌーソロジーが背景にあると、バラバラに分散した様々な哲学者の思考に共通する線が見えて、結構まとめやすい。ここで紹介するドゥルーズの空間論を、〈奥行き〉と〈幅〉という鍵概念を通して現代物理学が展開している量子論的空間(複素空間のシステム)と結びつけその前景化をはかることがヌーソロジーの目指すところである。さて、現行の素っ気ない4次元時空という概念に対して、わたしたちが真に生きる空間をどこまでふくよかにイメージしていくことができるか。。これからです。 持続から襞へ——ドゥルーズの空間論の行方 半田広宣 From Duration to Le Pli——The Future of Deleuze’s theory of space Kohs
わたしたちの内在性は空間の無限の多層性によって構成されている。この多層性はレイヤーのように重なり合う性質を持っているのだけど、その重なりの母胎となる空間を数学的に表現したものがおそらく複素2次元空間だ。この複素2次元空間は実2次元、虚2次元よりなる4次元の空間だが、ここでいう実2次元とは知覚正面としての2次元平面であり、虚2次元とは自己と他者の視線から構成されている2次元である。この複素2次元空間と前回紹介した球空間モデルに沿って、今日は第二の球空間が持つ意味について簡単に説明してみよう(下図1参照)。 目の前にリンゴがある。目を閉じてそれを触ってみる。その手触りを通してひんやりとした冷たさとスルスルしたリンゴ表面の感覚が触覚を通じて内在性に伝わってくる。しかし、目を閉じた状態ではリンゴが球体であるという認識は生まれてはいない。当然、触っているだけなのだから、そこにリンゴを象る外部が存在し
最近、facebookで「神秘学遊戯団」というサイトを主催しているKAZEさんから『エーテル空間』(G・アダムス著)という書籍を教えてもらった。KAZEさんとはNifty時代以来の邂逅で、当時、シュタイナー会議室を開いていた方だ。 読んでみて驚いた。というのも、『エーテル空間』というのは僕自身が「反転した時空」として長年考えてきたものと同じ場所のことを言っていたからだ。これ一冊でいろいろと示唆されることはあったが、同時にこの書籍のマズいところもいろいろと見えた。第一の難点はG・アダムスがエーテル空間を射影幾何学で説明しようとしているところ。第二点は前回も書いた純粋持続の視点が弱いために、エーテル空間を具体的に描写できないこと。この二つだ。 射影幾何学の何が悪いかというと、確かに射影空間というのはユークリッド空間の起源となるものなのだけど、概念自体がユークリッド空間の概念から派生しているため
遅ればせながら、去る3月16日に行われた京都講演会のご報告をしたいと思います。参加していただいた皆さんには心から御礼申し上げます。どうも、ありがとうございました。 ~オープニング~ 今回の企画は関西ヌーソロジー研究会主宰の川瀬氏の「ヌーソロジーの存在をもっと多くの人に知らせたい」という有り難い提案から始まりました。それも大きめの会場を借りきって100名以上の聴衆は集めてみせますと豪語する川瀬氏。『人類が神を見る日(1997年)』『シリウス革命(1999年)』と立て続けに著書を発刊して脂が乗り切っていたあの90年代末でも、講演会の参加者はせいぜい100名程度だったというのがヌースの偽らざる実状です。「最近は本も出していないし、今のヌースでそんなに多くの人が集まるの?」と心配げに尋ねた僕に対して、川瀬氏は「大丈夫です。行けます」の一言。で、当日の会場の様子はどうだったかと言うと、猶に百名を超え
人間と神は、創造されたものと創造するものという関係の中で、互いに自己原因を映し合っている。つまり、神を創造したのは人間だということ。この視点を忘れてはいけない。 そして、ここにいう人間と神の関係とは、自己と他者の存在論的関係のことでもある。それゆえ、自己と他者の間には永遠という距離があることを意識すること重要だ。 私たちの生の目的は、たとえ1ミリでもいいから、この距離を埋めていくことの中にある。 ※どうしても、こういうテキストだと宗教画っぽくなってしまうね
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