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【コラム:数学者的思考回路】(4)素数定理を紐解く ~前編~
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第4回 素数定理を紐解く ~前編~ 大野 泰生・谷口 隆(共著) その名も「素数定理」と呼ばれる数学の... 第4回 素数定理を紐解く ~前編~ 大野 泰生・谷口 隆(共著) その名も「素数定理」と呼ばれる数学の定理がある.素数とは, $2$, $3$, $5$, $7$, $11$, $\cdots$ のように, $1$ と自分自身以外に約数をもたない数のことだ.一見したところ特段の法則はなさそうにも思われるが,実のところなかなか底の知れない秘密を宿していることが明らかになっており,現在も数学の重要な研究テーマのひとつとなっている. それにしても「素数定理」というのはなかなかに思い切った名前だ.定理の命名には歴史的な偶然がつきもので,いつでも最も理にかなう名前が定着するわけではない.とはいえ,そこまでの名が付いたからには,素数についてかなりインパクトのある定理だと考えて間違いないだろう.数学者がこの素数定理にどのような可能性を感じ研究してきたのか,今回と次回で,少し落ち着いて考えてみたいと思う.