台風19号 浸水した住宅襲う厳しい“寒さ” 長野 | NHKニュース

長野県内の台風19号の豪雨災害で大きな被害が出た地域では、浸水した自宅に残り、２階などで生活を続けている人たちが数多くいます。そうした人たちに厳しい“寒さ”が大きな課題になっています。 台風19号の豪雨災害で、大きな被害が出た長野市では、冷え込みが厳しくなっていて、このうち、千曲川の堤防が決壊した長野市穂保に近い豊野町豊野に住む金子五月さん（59）は、自宅の１階部分が天井近くまで水につかりました。 夫婦と犬２匹で暮らしていますが、ペットを連れて入れる避難所が限られることもあり、２階で生活を続けています。しかし、浸水した１階は建物を乾燥させるため、床をはがしたり、壁にも穴を開けたりしていて、冷たい外の空気がそのまま入ってくる状態です。 夜になると１階はまるで冷蔵庫の中にいるように冷え込むということですが、１階にしかトイレがないため、そのたびに降りざるをえません。２階では、ガスファンヒーターを

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