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カミュの「ペスト」累計100万部突破 新型コロナ拡大で再び注目 | NHKニュース
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、感染症の広がる社会を舞台にしたフランスの作家、カミュのおよ... 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、感染症の広がる社会を舞台にしたフランスの作家、カミュのおよそ70年前の小説『ペスト』に再び注目が集まり、日本国内の文庫版はこの2か月で15万部余りが増刷されて、累計発行部数が100万部を突破しました。 日本では1969年から文庫版が刊行されていますが、版元の新潮社によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大以降、書店からの注文が急増していて、ことし2月から今月7日までに7回、合わせて15万4000部が増刷され、累計発行部数は104万部に達したということです。 ここ20年ほどは平均で年間5000部ほどの増刷ペースだったということで、この2か月でこれまでの30年分に当たる増刷が行われた計算になります。 小説には感染拡大による行政や経済の混乱や、封鎖された都市を描写した「それは自宅への流刑であった」という表現など、今の状況にも通じる描写が見られ、再び注目が集ま
2020/04/09 リンク