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日本将棋用語事典によれば、将棋における「三手の読み」とは、 読みの基本的な考え方で、「自分がこう指す。すると相手はこう指してくる。そこでこちらはこう指す」というように、三手先まで読んで次の一手を指すこと。故原田泰夫九段の言葉 ですが、これが普段の生活にも応用できる事例をご紹介します。
こんにちは。フリーライターのアライコウと申します。 これまで何度か将棋ワンストップ様に寄稿させていただきましたが、今回は将棋ファンの方にも、そうでない方にも知っていただきたいニュースがあり、ご覧いただければ幸いです。 引退した加藤一二三九段の肩書きが…… 2017年6月20日、第30期竜王戦6組昇級者決定戦において、加藤一二三九段が高野智史四段に敗れ、およそ63年に及ぶ現役生活にピリオドを打ちました。もう公式戦で指すことはできませんが、加藤九段の将棋への情熱は衰えることなく、これからも指導対局や執筆などで将棋に携わっていくことを表明されています。つまり、引退してもプロ棋士であることは変わらないと。 それからしばらく経ち、このようなニュースが報道されました。 元プロ棋士・加藤一二三さんの講演会参加者募集 先着順、府中で29日 (東京新聞) http://www.tokyo-np.co.jp/
雑誌「将棋世界」の2016年2月号の付録、「現役プロ棋士データブック2016 (下) た~わ行」では、各棋士のプロフィールやデータに加えて、棋士を対象とした統計データもありますので、一部をご紹介したいと思います。 以前も書きましたが、将棋世界は800円というリーズナブルな将棋雑誌であり、週刊将棋が2016年3月で休刊となる状況では貴重な紙媒体の将棋ニュースソースです。 データブックの上巻(「あ」~「た」)は2016年1月号の付録。Amazonのキンドル版や楽天のKobo版といった電子版もあり、「付録」だけを購入することもできます。120円です。上下購入しても240円です。 現役棋士の出身都道府県 下巻に収録されている統計データは、星座別の棋士の人数、四段昇段時の年齢分布(タイトル獲得者は別途集計)などがあります。上巻には血液型など。 この記事では、都道府県別の出身棋士の人数データを見てみま
森下九段「そうですね、あのー、Berryz工房の熊井さんが」 渡部建さん「あの背の高い?」 森下九段「そうですね」 渡部建さん「いまおいくつなんですか」 森下九段「今、49、今年で50になります」 渡部建さん「50!」 森下九段「いや、あの、たまたま、熊井さんの言葉で『心に残る幕の内弁当はない』っていうのを聞いてですね。いいこと言うなあと思ってそれから」 渡辺直美さん「その言葉だけでファンになったんですか?」 森下九段「その言葉に。その言葉が頭にガーンと響いて。それからです」 渡辺直美さん「へー」 確か以前にもニコニコ生放送の解説で、熊井さんのファンだと発言して、この言葉をおっしゃっていたと思います。 熊井友理奈さんの言葉ではない? 熊井友理奈さんは「ハロー!プロジェクト」のアイドルグループのBerryz工房のメンバー。身長は181cm。Berryz工房は昨年3月から無期限活動停止中。 簡
日本将棋連盟の「電子機器取扱、対局規定の検討委員会」への意見 2017/3/6 2017/3/7 意見所感 三浦弘行, 大平武洋 日本将棋連盟に、電子機器の取扱や対局規定に関する検討委員会が設置されるようで、その検討メンバーの一人である大平武洋六段が意見を募集しているとのことなので、私(当サイト管理人)も意見を書いてみようかと思って、書きます。 大平六段ご本人に読まれないかもしれないので、誰か関係者は委員会のメンバーに、取り入れるべきと思った部分だけでも伝えて欲しいです。また、私は連盟についてそれほど詳しくないためどういう論点がよいのかわからず、簡単なことを偉そうに書いてますがご容赦いただければと思います。 私の問題認識 (ここは私の自己紹介みたいなものなので飛ばしてもいいです) 私は以前、組織(将棋連盟より大きな組織)のルールの制定や改定をするにあたり、その実務を担当した経験があります
2017年3月2日未明、橋本崇載八段が「三浦九段に謝罪した」「一兆%無実です。疑ってごめんなさい!」などとツイートしました。 橋本崇載八段は、三浦弘行九段が出場停止処分を受けた翌日の2016年10月13日午後、「ファンには酷な知らせと思うが、個人的にも1億%クロと思っている」などとツイート。直後にツイートは削除されましたが、その内容は拡散されメディアでも大きく報じられました。 今回の橋本八段の謝罪に関する一連のツイートには、「拡散希望」「将棋をよく知らない皆さんにも、1人でも多く知ってほしいと思い、拡散を希望する」という文言もありますし、三浦九段の名誉回復にもつながると思いますので、以下にツイートを掲載し拡散に協力したいと思います。記事の後半に経緯も記しておきます。 橋本崇載八段のツイート(2017年3月2日未明) [拡散希望]先日、三浦九段と会ってきた。復帰戦の前にできればとは思ったが、
昨年10月12日に出場停止処分を受けた三浦弘行九段の約4ヶ月ぶりの復帰戦である、第30期竜王戦1組ランキング戦(対羽生善治三冠戦)が、2017年2月13日に行われました。 この対局の模様はニコニコ生放送などで中継されました。 【三浦九段復帰戦】第30期竜王戦 1組ランキング戦 羽生善治三冠 vs 三浦弘行九段 – 2017/02/13 10:00開始 – ニコニコ生放送 ニコ生の解説は、中村修九段。聞き手は安食総子女流初段でした。午後から始まった大盤解説の冒頭で、中村九段から、今回の件に関するお詫びがありました。 中村修九段コメント まず、ファンの皆様にお話しなければならないんですけども、今回、本当に注目を集めている一局です。三浦さんにとっての復帰戦。今回の、騒動と言いますか、三浦さんにとって本当に苦しい形にさせてしまった。将棋連盟として申し訳なかったと思っています。 私個人としてもそうで
日本将棋連盟、新会長の佐藤康光九段が会見。他理事には解任請求があり改めて臨時総会を開催へ 2017/2/6 意見所感 2017年2月6日、日本将棋連盟は、谷川浩司会長と島朗理事の辞任に伴う臨時総会を開催し、新理事に佐藤康光九段と井上慶太九段を選任。 総会後、新理事を含めた理事会を開催が開催され、互選により佐藤康光九段が新会長に選出されました。役員の任期は今年の6月の通常総会まで。 その後、佐藤康光新会長、青野照市専務理事、片上大輔常務理事が会見を行い、その模様がニコ生で放送されました。 会見の冒頭、佐藤新会長から挨拶がありました。ハフィントンポスト記者の吉川慧さんが挨拶文の画像をツイートされています。 佐藤康光新会長の挨拶です。 pic.twitter.com/7dL5OenOLE — 吉川慧/Kei Yoshikawa (@dong_po_rou) 2017年2月6日 (同じ文章が連盟の
羽生善治三冠の奥様、羽生理恵さんより「将棋ファンの皆様にお願い」とのこと 2017/1/29 2017/1/30 意見所感 三浦弘行, 羽生善治 羽生善治三冠の奥様、羽生理恵さんが、メディア・ネットでの情報拡散のことについて、また、三浦弘行九段の件について、大量連続ツイートされています。 その中で「将棋ファンの皆様にお願い」という部分もありまして、最後に「ファンの皆様、お力をお貸しください」とも書かれています。お願いの内容は読めばわかりますが、私もこのようなサイトを運営している立場で少しでもお力になれることがあるかと思って、以下、このサイトをご覧の皆様に、情報を共有したいと思います。 なお私自身、「ネットでの情報拡散」ということについて、自分なりに気をつけているつもりで、公正で正当な方法による情報共有をしているつもりではありますが、なにか不備があればコメント欄、お問い合わせ欄、ツイッターの
三浦弘行九段の件の時系列まとめ記事(その4)。 3分で振り返るマーカー付き 2017/1/27 2017/3/3 意見所感 三浦弘行 三浦弘行九段の件(スマホによるカンニング疑惑、ソフト指し疑惑があるとされたが、第三者調査委員会の調査の結果不正はなかった件)については、これまで3度にわたって時系列でまとめてきました。 時系列まとめその3は、追記に追記を重ねてすぎて長くなりすぎたので、ここであらためて、余計な情報は削除したり、第三者調査委員会の報告書を反映したりしてまとめておきます。 それでも長すぎて読みにくいので、重要な箇所はピンクのマーカー引いときました。この部分だけ読めば3分もかからずにこれまでの流れを振り返ることができるはずです。 しかし、本来、情報というものはこのようにまとまったものを読むのは危険だと思いますし、たとえば私が何か意図があって作為的に情報を抽出したり、マーカーを引いて
三浦弘行九段に不正はない、信じると表明していた棋士や関係者の方々 2016/12/29 2017/1/24 意見所感 三浦弘行 2016年10月12日、日本将棋連盟は三浦弘行九段を出場停止処分にしました。 その後、三浦九段がスマートフォンを使い不正(カンニング)を犯したこと前提の報道や、「クロ」だと断定するような実名・匿名の棋士や関係者の発言がメディアやSNS上で相次ぎました。 一方で、疑惑と言われる中でも、三浦九段に不正はない、三浦九段を信じるいう意見を表明していた棋士や関係者の方もいました。 12月26日の本件第三者調査委員会の会見、及びその翌日の連盟の会見によって、三浦九段は不正を行っていなかったことが認められました。 疑惑報道では、三浦九段を疑っていた棋士たちの意見が多く取り上げられ、「みんな疑っていたのでは」と考える方もいると思いますが、そうではないということを書いておく必要があ
2016年10月12日、日本将棋連盟は三浦弘行九段を出場停止処分にしました。 メディアでは三浦九段がスマートフォンを使って不正行為(カンニング)をしたのではないかと連日報道され、三浦九段の名誉は大きく傷つけられたと思います。 第三者調査委員会の報告を受け、処分を下した連盟は「不正はなかった」と認め謝罪していますが、これをもって三浦九段の名誉が回復したわけではないと思います。 「疑惑」報道の方が「不正なし」報道より長時間でしたし、目に触れる人も前者の方が多いと思いますし、一度「疑惑だ」と思ったら頑として翻さない人も一定数いらっしゃるのはしょうがないことです。ですので、一度疑惑のイメージがつくとなかなか払拭されないと思います。 この記事では、本件において残された疑問点について整理するとともに、三浦九段の名誉回復のためにどうすればよいか、私(管理人)個人的な意見も述べたいと思います。 追記 見出
2016年12月27日に行われた三浦弘行九段の記者会見と、同日の日本将棋連盟の記者会見の概要を記しておきたいと思います。 いずれも、前日に行われた第三者調査委員会の最終報告書発表を受けたものです。三浦九段の会見の方が先に行われ、その後、連盟の会見が行われました。 予備知識など 三浦九段は、10月12日に処分を下されてから3度にわたって反論文書を出し、ソフトを不正使用したという疑惑を否定してきました。一方で、連盟の島朗理事、告発した渡辺明竜王らは、週刊誌上などで情報を発信してきました。それらの経緯は以下の記事にまとめてあります。 三浦弘行九段のソフト不正疑惑の時系列まとめ記事(その3) 第三者調査委員会は10月27日に発足。12月26日に調査結果を発表しています。 三浦弘行九段の処分に関する第三者調査委員会の記者会見概要 三浦九段の会見は、ニコニコ生放送などで配信されました。正確に、詳しくは
2016年12月26日、日本将棋連盟が設置した三浦弘行九段の出場停止処分等に関する第三者調査委員会(但木敬一委員長)が記者会見を行いました。この記事では、その概要について記しておきたいと思います。 会見の模様はニコニコ生放送で配信されました。正確にはこちらをご覧下さい。1時間ほどです。 日本将棋連盟第三者調査委員会記者会見 – 2016/12/26 15:00開始 – ニコニコ生放送 また、毎日新聞のWebサイトに、会見で配られた資料が掲載されています。画像データで、6ページあります。 将棋:ソフト使用疑惑「不正の証拠ない」 第三者委 – 毎日新聞 詳細はこれらの記事をご覧になることをおすすめします。ただし毎日新聞の方には質疑応答部分は掲載されていません。 これまでの経緯はこちらの記事にまとめてありますのでご覧ください。 三浦弘行九段のソフト不正疑惑の時系列まとめ記事(その3) 以下、本記
2016年12月16日発売の週刊金曜日(1117号)に「三浦弘行九段の将棋ソフト不正使用疑惑と出場停止処分 日本将棋連盟、棋士会から常務会に高まる不満 本誌取材班」という記事が掲載されています。 この件に関して、私がツイートした内容を改めて掲載しておきます。「タイトル剥奪」発言のあたり、一部補足しています。 三浦九段の疑惑について掲載された週刊金曜日を読みました(1)。 内容はこれまでの報道に鵜川善郷氏が解釈や独自情報を加えたもの、概ね連盟常務会に対する批判的なものとなっています。 事実かどうかわかりませんが、連盟側は10月に裁判に備え役員賠償責任保険に入ったという情報もあります。 — 将棋ワンストップ (@shogi1com) 2016年12月19日 週刊金曜日に三浦九段の疑惑(2) 鵜川氏は、処分手続き不備、渡辺竜王が連盟内部で浮いているらしい状況、関西所属の谷川会長の弱い立場、連盟が
この記事は、2016年12月10日に発売された橋本崇載八段の著書「棋士の一分 将棋界が変わるには」(角川新書)の感想文です。 このタイミングでの出版ということで、三浦弘行九段のスマホ不正疑惑に関する暴露本ではないか、と考えられた方もいるかもしれませんが、大半の内容はそうではないです。 あとタイトルにある「将棋界」という言葉ですが、この本で書かれているのは正確には「プロ棋界」または「日本将棋連盟」の方が近いですね。 つまり「プロ棋界が変わるには」「日本将棋連盟が変わるには」に読み替えたほうがしっくりとくるような内容でした。実質的には将棋界といわれるものはプロ棋界・日本将棋連盟を中心に動いていると思うので、タイトルを問題にするつもりはありませんが、本の内容としては日本将棋連盟の運営やそこに所属する棋士たちに対する、橋本八段の言葉で言えば「正論」ということになると思います。 私は昔の人間なので「
将棋に女性の「プロ棋士」はなぜいないのか?女流棋士はプロではないのか?という疑問に答える記事 2015/10/22 2015/11/10 用語 用語, 里見香奈 2015年10月13日放送のNHK「NEWS WEB」の「シェアしたい!」というコーナーで、里見香奈女流三冠が取り上げられました。 テーマは「初の女性プロ棋士を目指す」。 番組内では「女性のみで戦う女流将棋で活躍し、数々のタイトルを獲得してきた里見香奈女流三冠が、男性と同じ舞台で戦いたいと、プロ棋士を養成する『奨励会』に入会。四段への昇段と女性初のプロ棋士を目指す」と、里見女流三冠の現況を説明。 このテーマ、将棋ファンであればさらっと流してしまうところかもしれませんが、番組を観た視聴者は色々と疑問を持たれたようです。 女性のプロ棋士は存在しないのか? この番組はTwitterと連動しているので、将棋ファン以外の方の意見も知ることが
管理人です。 三浦弘行九段のソフト不正(いわゆるカンニング)疑惑の時系列まとめ記事その3です。 これまでの記事(その1、その2)と重複する部分も多いですが、本記事だけ読んでもだいたいの流れがわかるようにしました。 2017年1月27日追記。次の記事を書きました。 三浦弘行九段の件の時系列まとめ記事(その4)。 3分で振り返るマーカー付き この記事の目的 大手新聞社や週刊文春をはじめとした各報道機関による本疑惑の報道は断片的で、また三浦弘行九段の反論文書も含めて考慮しなければ本件の全体像が見えない状況だと思います。 報道や発表を全て把握するには手間がかかります。この記事ではできるだけ多くの報道、公式発表の情報を収集して時系列でまとめています。本件の全体像の把握、理解のお役に立てれば幸いです。 時系列が必要ではなく、それより疑惑の論点を、という方には連盟側と三浦九段側の主張の食い違いを整理した
ソフト不正疑惑について日本将棋連盟と三浦弘行九段の主張の食い違いを整理する(随時更新) 2016/10/22 2016/12/29 棋士 三浦弘行 管理人です。 三浦弘行九段のソフト不正使用(いわゆるカンニング)疑惑について、日本将棋連盟の説明と、三浦弘行九段側の説明が食い違っていますので、整理しておきます。 この記事は随時更新します。(最終更新:2016年12月27日。第三者調査委員会の会見内容、三浦九段の会見内容を追加。太字としました) 各報道機関の立場について あらかじめ各報道機関(ソース)について注意書きといいますか、私の認識を書いておきます。印象操作を疑う方は次の見出しへGO。 1.週刊文春は、渡辺明竜王をはじめとした実名の棋士数名のインタビューを掲載、ほんの数人の棋士や連盟幹部でしか知り得ない情報を掲載するなど、連盟側に立ち、その立場を説明するような報道をしていると認識していま
管理人です。 三浦弘行九段の将棋ソフト不正使用(いわゆるカンニング)の疑惑について、前回の記事より大幅に進展がありましたので、再び時系列で書き残しておきます。 前回の記事を読まなくても、この記事だけで流れが理解できるように書いたつもりですが一応リンクしておきます。「その1」とは書いてないですが事実上のその1です。 将棋ファンから見た三浦弘行九段のソフト不正使用疑惑と竜王戦の挑戦者交代 また、週刊文春の10月27日号(10月20日発売)もご覧いただくと良いと思います。渡辺竜王のインタビューをはじめ、この雑誌はほとんど本疑惑に関する連盟側の立場を説明する公式ガイドブックみたいなものだと思います。ただ、表現の一部について羽生善治三冠は「誤解を招く」とも述べていますのでその点はご注意ください。 週刊新潮の10月27日号(10月20日発売)にも本件に関する記事が掲載されています。こちらはソフトとの一
管理人です。この記事では、 1.三浦弘行九段が、対局中にスマートフォンの将棋アプリを不正に使用して自らの指し手を決めていた疑惑と 2.その疑惑等によって、挑戦が決まっていた第29期竜王戦七番勝負に不出場(挑戦者が丸山忠久九段に交代)したことについて 一将棋ファンである私の目線で、時系列で書いていきたいと思います。 なお私は自分のTwitterアカウントで本件に関する情報を発信するとともに、そのタイムライン(以下、私のTL)をつぶさに見ていまして、そこから影響を受けていることがらもあると思います。 長いですので歯磨きしながらでも読んでいただければと思います。(10月15日20時現在の情報に基づきます) 疑惑を知るまで 2016年9月12日、日本将棋連盟の公式サイトがリニューアルされました。このことは本疑惑とは何ら関係ないですので、時間の無い方は次の見出しまで飛ばして下さい。あと印象操作を疑う
最晩年の大山康晴名人が「一手詰み」まで指した理由。23年前のA級順位戦4人プレーオフ、高橋道雄九段戦 2015/3/17 棋士 大山康晴, 高橋道雄 2015年3月16日に行われた第73期名人戦・順位戦A級プレーオフは、行方尚史八段が久保利明九段に勝利。 これで、23年ぶりとなった4人でのプレーオフを行方八段が制し、名人への挑戦権を獲得しました。 この対局は、ニコニコ生放送で中継されていたのですが、23年前に行われた4人プレーオフを勝ち上がり名人へ挑戦した高橋道雄九段が解説を担当されていました。 頭金まで指された真相 この日の2日前には、将棋電王戦FINAL第1局が行われました。そこで話題となったのが、コンピュータソフト・Aperyが敗勢になっても投了せず、20手以上の王手ラッシュをかけ、最後は一手詰めまで指した件。いわゆる「頭金まで指す」という行為でプロ棋士はしてはいけないとされています
2016年3月9日のNHK「スタジオパークからこんにちは」にゲストで出演した俳優の東出昌大さんが、趣味の将棋について語ってくれましたのでご紹介します。 (この記事は主に当サイトのツイッターをフォローしていない方向けの記事です。先日ツイートしたことに少し説明を加えた記事となっています) 番組の途中には藤森哲也四段もVTR出演しました。 余談ではありますが、「スタジオパークからこんにちは」は平日昼の番組で、直前に放送されている昼のニュースでは久保利明九段と中学校の同級生だった高瀬耕造アナがニュースを読んでいます。 三択クイズから 番組では恒例となっている視聴者への三択クイズがあり、「東出さんが現在夢中になっていることは?」という問題が出題されました。視聴者がリモコンの青・赤・緑のボタンで答える形式のあれです。視聴者の方にも東出さんの趣味が将棋であることは知られているようで、正解率は53%。他の
「DEEP ZEN GO プロジェクト」発表。AlphaGo対抗の囲碁ソフト開発をドワンゴが支援、山本一成さんら参加 2016/3/1 囲碁との戦い コンピュータ将棋, 囲碁 2016年3月1日、ニコニコ生放送で「囲碁に関する記者発表会」が行われ「DEEP ZEN GO プロジェクト」が発表されました。 (DEEPはディープラーニングのこと、ZENは囲碁ソフトの名前、GOは碁だと思います) 発表会には、川上量生ドワンゴ会長、和田紀夫日本棋院理事長、囲碁ソフトZenの開発チームから加藤英樹さん、ディープラーニング研究の松尾豊東大特任准教授、将棋ソフトPONANZA開発者の山本一成さんが登壇。 Googleの人工知能研究によって誕生した囲碁ソフト「AlphaGo」に対抗するソフトの開発を目指すと発表されました。 AlphaGoに対抗 「DEEP ZEN GO プロジェクト」は、囲碁ソフトZEN
週刊新潮の2016年1月28日号では、渡辺明竜王がご自身の連載コラム「気になる一手」で、第1期叡王戦にエントリーしなかった理由を従来より少し具体的に明かしています。 叡王戦は、エントリー制が採用されている珍しい棋戦(女流棋戦を除けば現在他に例がない)。優勝者はコンピュータと対戦する「第1期電王戦」に出場するというのも特徴。 この号の新潮のメインは、何と言ってもSMAPさんの記事です。「総力取材! 急転直下で『SMAP』元の鞘の裏脚本」という、ジャニーズのメリー喜多川副社長のインタビューを中心とした記事が大ボリュームであります。興味がある方はどうぞ。 タイトルの日程 私がこれまで知っていた、渡辺竜王が叡王戦に参加しなかった理由は、2015年6月21日のご自身のブログ記事に書かれていたものでした。 出場しない理由については裏を返せば出場する棋士や棋戦への異議になりかねないので、具体的に書くのは
佐藤天彦八段が「盤上のシンデレラ」新手?▲5四銀で阿部健治郎六段を破り棋王戦挑決に進出 2015/12/11 2015/12/12 棋戦 佐藤天彦, 棋王戦, 阿部健治郎 2015年12月11日の第41期棋王戦挑戦者決定トーナメント敗者組決勝(▲佐藤天彦八段vs△阿部健治郎六段)で、面白い一手が出たのでご紹介します。 面白い、というのは、佐藤八段が指した新手(と定義できると思います)が、事前にある動画の中でキャラクターが指摘していた手であったこと。その動画とはニコニコ動画にアップされている「盤上のシンデレラ」というシリーズの動画です。 この記事では、簡単に対局の流れと、その動画をご紹介します。 2015/12/12追記: ご紹介する新手は「楓新手」と呼ばれているようです。また、対局後に佐藤八段がツイートしていますので追記しました。 角換わり腰掛け銀 前例もある形なので例の新手の箇所まではサ
「現役プロ棋士データブック2016」の魅力。わずか240円でこの面白さ。将棋世界の付録 2015/12/8 2015/12/10 棋士 雑誌「将棋世界」の2016年1月号の付録「現役プロ棋士データブック2016」が面白いのでご紹介します。 将棋世界はわずか800円の激安将棋雑誌であり、週刊将棋が2016年3月で休刊となる状況におきましては貴重な紙媒体の将棋ニュースソースです。 Amazonのキンドル版や楽天のKobo版といった電子版もあり、この記事で取り上げる「付録」だけを購入することもできます。120円です。 但し2016年1月号の付録は「現役プロ棋士データブック2016」の「上」巻であり、頭文字が「あ」~「た」までの棋士が掲載されています。下巻は「た」~「わ」までの棋士で、同2月号の付録となります。 といっても上下巻あわせてわずか240円。将棋世界ごと購入しても1600円です。 内容
映画「聖の青春」、村山聖役に松山ケンイチさん。中原誠十六世名人、豊川孝弘七段、山口恵梨子女流も出演? 2015/12/6 2016/1/8 棋士 中原誠, 山口恵梨子, 村山聖, 豊川孝弘 故・村山聖九段の生涯を描いたノンフィクション小説「聖の青春」の映画化の件です。 2015年12月6日の第1期叡王戦3番勝負第1局のニコニコ生放送に出演した、KADOKAWAの角川歴彦会長からこの映画の一部キャストについてのご発言がありました。 それによると、主演の村山聖九段役は松山ケンイチさんです。松山さんはこの映画にむけて「20キロ太る」と意気込んでいるようです。 正式にはプレスリリースを待つ必要がありますが、この記事では角川会長の発言をご紹介します。 20キロ太ります 「聖の青春」は大崎善生さんによるノンフィクション小説。 本作品の映画化は、KADOKAWA代表取締役専務の井上伸一郎氏により今年6月
「無敵囲い」が「新無敵囲い」に進化。名人コブラが魅せた独自の戦い 2015/11/24 用語 コンピュータ将棋, 用語, 藤田綾, 長岡裕也, 電王トーナメント 2015年11月21日から23日に開催された「第3回将棋電王トーナメント」では、コンピュータ将棋ソフトたちが個性的な戦いを見せてくれました。 特にソフトたちの個性が発揮されたのは予選ラウンド。この大会の予選はスイス式トーナメントで、出場ソフトは少なくとも8試合を戦えるので、それぞれのソフトがそれぞれの目標を持って参加できるというのが面白いところかと思います。 予選の模様はタイムシフトでもご覧いただけます。 第3回 将棋電王トーナメント 予選リーグ(ニコニコ生放送) (この記事で記す部分はタイムシフトの3時間48分付近と、9時間10分付近です) そのなかでも、「名人コブラ」(開発者は松山洋章さんと高橋依里さん)というソフトは、自己P
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