囲いに注目すると、先手の居飛車は▲4八銀型の船囲い、後手の四間飛車は美濃囲いです。 後手が△2八飛と先着していますが、先手は先に桂得しているので、もし玉の堅さが同じなら結構バランスが取れています。 実際に、先手の居飛車の囲いも美濃囲いにしてみると(上図)、将棋ソフト「技巧」の評価値は148で互角に近くなります。(評価値が-200~200の範囲内ならほぼ互角) このように、先手玉の囲いだけ変えて、ソフトの評価値の変化を調べることができます。 ソフトの評価値が高い囲い=堅くて優れた囲い というシンプルな図式が成り立ちます。 今回は△2八飛と攻められている局面で比較するので、横からの攻めに対する囲いの強さがよく分かります。囲いの強さを比較するために、美濃囲いを基準にして評価値の差も調べます。 囲いの評価値ランキング(横からの攻め、金銀3枚) それでは、囲いの堅さランキングを発表します!! 前回は