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あのん
不波 流 この物語はフィクションであり、実在する人物・地名・団体名等とは一切無関係である。また、本... 不波 流 この物語はフィクションであり、実在する人物・地名・団体名等とは一切無関係である。また、本作には性表現及び強い暴力表現を含むため、十八歳未満の閲読者は速やかに退出すること。十八歳以上の読者におかれても、その種の表現を受け入れられない者は閲読を控えられることを作者から強くお勧めする。 不波 流 拝 〈一〉 篠田から電話があった。 七夕の夜だというのに、日が暮れても細かな雨が音もなく降り続いていた。 相変わらず梅雨は明けず、俺は無駄に広いリビングにエアコンも掛けないでだらだらと缶ビールを飲んでいた。 篠田が俺と同じ街で暮らしているのは知っていたが、あいつとは俺の結婚式以来、会ってはいない。惰性で年賀状のやりとりだけは続いているが、ここ何年も直接話したことはなかった。 『ちょっと、困ったことになってるんだ。悪いけど、手を貸してくれないか』 篠田は挨拶もそこそこに、俺にそう切り出した。 何